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【6/10~6/16の運勢】6月3週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

2024年06月09日 22:10  isuta

isuta

isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

2024年上半期の占いも公開しているので、ぜひ併せてチェックしてくださいね♡

今週の星座占いを全文読みたい方はこちらをタップ 今週のおひつじ座の運勢

おひつじ座をイメージした女性のイラスト illustration by ニシイズミユカ

明るい水際

今週のおひつじ座は、内(心身)と外(環境)とを気持ちよく響き合わせていこうとするような星回り。

『心音を聴きゐる部屋の夏景色』(布川武男)という句のごとし。白よりもなお白い「夏景色」の中では、不穏な暗い影はより一層その影を濃いものにしていくもの。

だからこそ、聴診器を伝って聞こえてくる心臓の鼓動におのずと全神経が集中されていき、作者はその異常のないさざなみのような心音に聴き入っている。そうして心身が研ぎ澄まされていく感覚と、真っ白な光のしたにどこまでも広がる夏景色とがふたたび呼応していくのだ。

あなたもまた、心身がおのずと研ぎ澄まされるよう、活動環境に何かとリニューアルをはかっていくべし。

続きはこちらから 今週のおうし座の運勢

おうし座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

ハーモニーを求めて

今週のおうし座は、身近な自然の中に「なつかしい命」を見出し、感じ、その声を聞き届けていこうとするような星回り。

最近の世の中では、個人に求められる資質が、欲望の強さやそれを可能にする行動力から、システムからの「こぼれ落ち」や「はみ出し」に敏感に気付いたり、そうした事情を察知して適切に寄り添っていく弱さへの感受性と適応力へと移行してきています。

こうした前者から後者への移行は、例えば昭和の無頼派作家・坂口安吾が、若い頃の短い教員時代を振り返った自伝的作品である『風と光と二十の私と』などを読むとよく分かるはず。

あなたもまた、そうした生命の神秘にみずから触れていくべし。

続きはこちらから 今週のふたご座の運勢

ふたご座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

不吉から祝祭へ

今週のふたご座は、これまでどこかで否定し抑圧してきた欲望を改めて迎え入れていこうとするような星回り。

『音楽漂う岸浸しゆく蛇の飢(うえ)』(赤尾兜子)という句のごとし。自分でも自覚できていなかった世間への違和感や、「こんなものはもうたくさんだ」という不満が積み重なって、いつの間にか腹の底から響いてきた怨み節のようなものだろうか。

知的で物分かりのいい(ふりをしている)人ほどそういうものを無視しようとするが、放った蛇は大きくなって必ず自分のもとへと戻ってくるということなのかも知れない。

あなたもまた、秘かに培ってきた怨み節をどこかで炸裂させていく機会を得ていくべし。

続きはこちらから 今週のかに座の運勢

かに座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

虚実の妙

今週のかに座は、木と木のあいだにあるものを見つめることで、森を知っていこうとするような星回り。

医者が病名を決めないと安心できないのと一緒で、私たち近代人というのは、疑わしい人間が二人いれば、どうしてもどちらかがクロでどちらかがシロだと決めないと安心できないようにできています。

実際には、あれかこれか、クロかシロかはいつでもふとした拍子に返っていくものであり、見方によっては、寄せては返す波のように、「かわるがわる」起きていくものなんです。強いて真理がどこにあるかと問われれば、「かわる」と「がわる」の間にあるということになるのではないでしょうか。

あなたもまた、いったん落ち着いていた答えがひっくり返って、問いや謎が深まっていきやすいでしょう。

続きはこちらから 今週のしし座の運勢

しし座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

きれいはきたない、きたないはきれい

今週のしし座は、内なる野生の新鮮味をできるだけ殺すことなく周囲にもお届けしていくような星回り。

『あんずにあかんぼのくその匂ひけり』(室生犀星)という句のごとし。

ふつう、複雑なニュアンスを言葉で表現しようとすると、どうしても奇をてらった言葉遣いだったり、一風変わった比喩だとかに走りがちですが、掲句はむしろ平易すぎるくらい平易な物言いがなされています。

あなたもまた、自分の体験の特異性をできるだけありのままに表現していくことがテーマとなっていくでしょう。

続きはこちらから 今週のおとめ座の運勢

おとめ座をイメージした女性のイラスト illustration by ニシイズミユカ

点と点とを結んでいく

今週のおとめ座は、1/fの心地よいゆらぎのリズムを刻んでいこうとするような星回り。

江戸時代の乞食僧で日本史上屈指の漢詩人・歌人であった良寛の歌には、「毛まりつきつつこの日暮らしつ」といったように「つつ」という言葉がひんぱんに登場してきます。これは二つの行為が並列にならんでいることとは全然違います。

良寛の「つつ」は、もっとこうAをしていてBをしているの、AとBとが少し互いに近寄りあっているというか、時間的な前後がありながら、空間的に同居していて、まさに手まりのようにずれあいつつ響き合っている、差分的リズムがそこにあって、それが微妙な震えとか、繊細なゆれのようなものをもたらしているんです。

あなたもまた、そんなふうに自分をいい感じに振るわせてくれるような「つつ」を、日々の中で探求してみるといいでしょう。

続きはこちらから 今週のてんびん座の運勢

てんびん座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

探し物は何ですか

今週のてんびん座は、意識の底に沈んでいた原体験が再浮上していくるような星回り。

『短夜の明けゆく水の匂ひかな』(久保田万太郎)という句のごとし。

作者は隅田川のほとりの浅草に育った人でしたから、川の流れがしらじらと明けてゆくにしたがって、水の匂いがただよってくるというのが、ある種の原体験として記憶に深く刻み込まれていたのかも知れません。

あなたもまた、いつも気付かぬうちに受け流してしまっていることを、自覚的になぞっていくべし。

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さそり座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

逃げ込み寺のDIY

今週のさそり座は、周期的に訪れたり、繰り返すものとしての「自律」を日常を組みこんでいこうとするような星回り。

90年代に覇権主義的なグローバリズムへの抵抗として書かれた本にハキム・ベイの『T.A.Z.―一時的自律ゾーン、存在論的アナーキー、詩的テロリズム』があります。

本のタイトルである「T.A.Z.」すなわち「一時的自律ゾーン」とは、「古い社会の殻の内部での新しい社会の核心を築く」ための一形態であり、たえず新しい世界状況に適合させるために「リライト」されねばならないものとして構想されました。

あなたもまた、自分なりの生存に関する一つの実験をどこまで試みていけるかが問われていくのではないでしょうか。

続きはこちらから 今週のいて座の運勢

いて座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

この道はどこへと繋がっていくのか

今週のいて座は、ド派手な活躍の裏にある地味で単調な暮らしを再設計していくような星回り。

『火を投げしごとくに雲や朴の花』(野見山朱鳥)という句のごとし。神話的な光景をバックに、純白の大きな花が樹上高くに集まって咲いている。そうした印象的な“白”はある種の平穏さや無垢の象徴であり、ここでは赤と白との強烈な対比が際立っていますが、それらの下にはさらに花を埋める木々の“緑”もあることを忘れていけません。

この場合の緑とは、私たちを地に足つけた存在にさせてくれる日々の暮らしであり、地道な努力の積み重ねでしょう。

あなたもまた、自分が目指すべき社会的な到達点を意識しつつ、改めてそこへと繋がっていくだろうロードマップを明らかにしていきたいところです。

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やぎ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

ほら、自由よ

今週のやぎ座は、「古代の哲学者たちのように」振る舞っていこうとするような星回り。

一群の「自然哲学者たち」は、「神」というチート概念を用いずにこの世界の成り立ちを説明するモデルを、自分なりに編み出していった訳ですが、そんな「古代の哲学者たち」と現代のそれとの違いについて、ルーマニア出身の思想家シオランは、『思想の黄昏』の中で極めて辛辣な筆致で述べています。

もしここに何か付け加えさせてもらうならば、古代の哲学者たちと現代の哲学者たちとを分かつものに「闇の深さ」の体験も挙げられるのではないでしょうか。書斎や読書で哲学が可能なのは、電気が発明され普及していったためであり、それが精神に与える影響もまた想像以上に大きかったのではないかと思います。

あなたもまた、いっそ自分が古代の哲学者たちになったつもりで、「霊感が水平にやってくること」、「思想の来るのを待」つことに徹してみるといいでしょう。

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みずがめ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

おぞましさへの感性

今週のみずがめ座は、想像の限界の外にある不気味な現実に突き当たっていくような星回り。

『蝸牛(かたつむり)交(つる)めば肉の食ひ入るや』(永田耕衣)という句のごとし。おそらく、この作者はかたつむりという存在のかなしさを詠うと同時に、人間のかなしさを詠んでいるのでしょう。これがもし他の動物や家畜などであれば、「交めば肉の食ひ入る」のは当り前のことですが、かたつむりだからこそどこか恐ろしく、おぞましいのです。

そして、あらゆる存在のなかで最も恐ろしく、おぞましいのはやはり生きた人間に他なりません。

あなたもまた、作者の問いかけに自分なりに全力で答えてみるといいでしょう。

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うお座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

すべてが滑稽であるがゆえに

今週のうお座は、出会いや接近、ないし逃走を通して、人間中心主義的な世界を解体していこうとするような星回り。

夜道をひとり、なんとなく心許なく感じながら歩いているとき、目の前に突然何かが飛び出してくる。ただ、それはよく見たら猫だった。なーんだ……。ただ、その後しばらくして、その一瞬の邂逅(かいこう)こそが最近の他のどんな出来事よりも鮮明な印象を残していたことに気が付く―。そんな経験をしたことはないだろうか。

ここで大事なのは、もしかしたら人間が支配する世界も、獣が支配する世界もないのではないかという考えです。つまり、「あるのはただ、移り変わり、かりそめの支配、機会、逃走、そして出会いだけ」かも知れないということ。

あなたもまた、そうした自分の作り上げた狭く小さな世界を脅かしてくれるような“動物的存在”との接点を作っていくことがテーマとなっていくでしょう

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