大学時代に気まずくなった友人と、社会人になって絶縁した経験談が寄せられた。新潟県の30代女性(営業/年収500万円)は大学生の時、サークルも学科も同じだった友人がいたという。
「私たちは教育学部で、大学4年のとき、不器用な彼女は一生懸命勉強に取り組んでいたが、教員採用試験にひとり落ちてしまった」
と振り返る。思えばこれが縁の切れ目だったのかもしれない。(文:林加奈)
「何様かと思うようなメッセージに嫌気が差し……」
女性は教員採用試験を受験した当時のことをこう書いている。
「私をはじめ適度に遊び、適度に勉強をしていた仲良しのグループには嫉妬心からか、悪口を言うようになり距離を置かれ、一緒に過ごすことも自然となくなっていった」
一人だけ試験に落ちた友人は、かなり気まずかったのだろう。とはいえ嫉妬したり悪口を言ったりしたら距離を置かれてしまうのは当然だ。大学卒業後は連絡を取ることも遊ぶことも一切なくなった。ところが
「約3年が経過した時、彼女は結婚することになったらしく、あまり機能していなかったサークルの集団LINEで結婚式の出欠の連絡をしてきた。そんな大事なことを集団LINEのみで済ませる神経もわからないが、『このLINEにいる人は全員出席ね、ゼロ次会からあるから何時にどこ集合で』と」
ゼロ次会とは、結婚式の前夜祭のようなものだが、相手の都合も考えず勝手に開催、出席を決めてしまったというから驚く。女性は「何様かと思うようなメッセージに嫌気が差し、もちろん結婚式は欠席。それ以来絶縁しました」という。ほかの友人たちは果たして参加したのだろうか。
LINEで強引に誘うやり方には、後々まで不満が残ったようだ。
「私は、本当に仲の良い友達、結婚式にぜひとも来てほしい友達には、まず報告をし、個別に連絡をとったり会って話したりしました」
その友人と絶縁したことで「大学時代の思い出が台無しになる寂しさはありますが、彼女の非常識さに呆れ、絶縁してよかったなと思っています」とも書いていた。
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