病気で入院したら優しい言葉をかけてほしいところ。理不尽に責められたら溜まったものではない。神奈川県の30代男性(エンジニア/年収700万円)は、コロナ禍の真っ只中にあった3年前に新型コロナに感染、入院までする事態となった。
運よく後遺症もなしで無事に退院し、その翌日には職場復帰したが……。
「周りの人は『大丈夫ですか?』『無理しないでくださいね』など温かい声をかけてくれましたが、唯一その言葉とは真逆の言葉を発した人がいました。私の直属の上司です」
と、当時の職場で起きた信じられない出来事を振り返っている。(文:林加奈)
「上司に処分を下してほしかったです」と後悔する男性、しかし現在は…
上司はコロナで苦しむ男性を気遣うどころか罵倒してきたという。
「『お前のせいで何人がPCR検査に行ったと思っているんだ?全員に頭下げて謝れ』と言われました」
「正直、訴えても良かったのですが、コロナ感染前に既に別のチームの異動が決まっていて、その上司の元から離れることが決まっていたため、事を荒立てたくないこともあり何もしませんでした」
コロナは誰でも感染のリスクがある。当時は身近な人で感染者が出たらPCR検査を受けるのは当然のことだったが、上司はそれが迷惑でしかなかったようだ。
男性はその後転職したため、その上司ともかかわることはなくなった。しかし「今思えば、パワハラで訴えてその上司に処分を下してほしかったです」と後悔の念をつづっている。なお、その上司は
「配属される新人を全員鬱病にしたこともあり、役職から外されて窓際族になったそうです。因果応報とは正しくこのことだと思いました」
と投稿を結んでいた。
※キャリコネニュースでは「上司に言われた許せない一言」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/APY2Q3XL