「【推しの子】Mother and Children」は、アニメ「【推しの子】」の90分拡大版の第1話を劇場作品として上映したもの。地方都市で働く産婦人科医・ゴローが推しのアイドル・B小町のアイと"最悪の出会い"を果たしたことで、数奇な運命に巻き込まれていく様子が描かれる。2023年3月に全国の劇場で上映され、アニメの放送1周年を記念して昨日6月7日に復活上映がスタートした。
イベント冒頭では本日舞台挨拶に出席が叶わなかった有馬かな役・潘めぐみのメッセージを、高橋が代読。メッセージの中で潘はファンに向け、「今回の復刻上映は、皆さんが叶えてくれた再会と始まりです。本当にありがとうございます。この始まりの物語に、どうぞ心ゆくまで身を委ねてください」と感謝する。続けて「【推しの子】Mother and Children」の見どころとして、潘は「今回第1話を改めて観て、私はさりげない演出に鳥肌が立ちました。さりげない1カットです。スタッフの皆さん、はなから最後の最後までやる気ですね?覚悟を感じました」と、あるシーンでスタッフの意気込みを感じたことを明かす。メッセージを読み終わった高橋は「本当に丁寧なメッセージですし、“考察班”みたい……!」と圧倒されていた。
続いて話題は「【推しの子】Mother and Children」のアフレコエピソードに移る。丸1日の収録が4日間続いたそうで、高橋は「まだ分散収録を行っていた時期で、まず1話を完成させて先行上映でみんなに観てもらおうという流れでしたよね」と回想。内山は「私はアクアの幼少期を演じて、成長したアクアは大塚剛央くんが演じているんですが、大塚くんは(1話では)出番が最後の最後。なのに収録の日は朝からずっと待機してくれてましたよね。自分の立場だと(待ち疲れて)声が出なくなっちゃってるんじゃないかと思う……」と現場での大塚の様子を紹介した。