先日、東京都が全国初の「カスハラ防止条例」の制定を目指していることが話題になった。確かに、昨今のクレーマーの言動は目に余るものがある。神奈川県の50代男性(事務・管理)は、某ファストフードチェーンでこんなクレーマーを目撃した。
「『店員が俺を見て笑った。この店はどういう教育をしているんだ!』と胡散臭そうな親父が店長を呼び出して詰問。店に一時間程度いたがずっと押し問答。こんなクレーマーいらない」
こんなクレーマーを相手にしなければいけない接客業の苦労は計り知れない。(文:林加奈)
「クレームを入れるぞ」→「どうぞしてください」
バスの運転手として働く青森県の50代男性は、始発の時間までまだ余裕があったため、バス停にバスを着けずに待機。発車の1分前にバス停に着けたことがあった。その時、乗車してきた高齢男性に「なんでもっと早く来ない?」と怒鳴り散らされたという。
「こちらは時間前に着けたにも関わらず、(本社に)クレー厶入れると言ったので『どうぞしてください』と言い、時間なので出発すると『間違えたので降ろせ』と言う始末。行き先も確認せず乗って来たので、運転手に文句言う時間あるなら行き先確認しろって言いました」
無茶なクレームを言われても毅然と対応した男性。悪質なクレーマーに対してはこれくらいの態度でもいいのかもしれない。
「バスの運転手不足が言われる時代、こんな人を相手にするバス運転手なんか誰がするかと思います」
と投稿を結んでいる。
バスの乗務員不足も深刻化している。このようなクレーマーを相手にしなければならないのだから、運転手のなり手が減るのは自然な流れなのだろうか。
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