「ボルテスV レガシー」場面カット TVアニメ「超電磁マシーン ボルテスV(ファイブ)」の実写映画「ボルテスV レガシー」が、10月18日に劇場公開されることが決定した。
【大きな画像をもっと見る】 1977年から1978年に放送された「超電磁マシーン ボルテスV」は、遠い宇宙から飛来したプリンス・ハイネル率いるボアザン星の侵略軍に対し、主人公の健一をはじめとする剛三兄弟、峰一平、岡めぐみの5人が、5台のメカが合体して1体のロボットとなる超電磁マシーン・ボルテスVに搭乗し闘う物語。アニメーション制作は日本サンライズ(現:サンライズ)、キャラクター原案は聖悠紀、メカニック設計は中村光毅、大河原邦男らをはじめとするメカマンとスタジオぬえ、アニメーションキャラクターは佐々門信芳、金山明博、仕上げはシャフト、ディーン(現:スタジオディーン)が担当し、各話の演出に富野由悠季、横山裕一朗、寺田和男、山崎和男らが名を連ねている。
同作の人気は日本だけに留まらず、アニメ放送当時からフィリピンで絶大な人気を誇り、今なお堀江美都子によるオープニング主題歌「ボルテスVの歌」を日本語のまま歌える人が多いという。さらには2023年にはフィリピンにて実写リメイク版「VOLTES V LEGACY(原題)」が制作され、1本の映画と1話25分前後のTVシリーズ90話分という形で実現した。
今回日本で劇場公開されることになった「ボルテスV レガシー」は、上記のフィリピンの実写リメイク版をもとにした“超電磁編集版”。フィリピン版の映画に含まれないシーンの追加や全編にリマスター作業がかけられたことによって、より映像の迫力が増す仕上がりとなった。さらに公開記念の映像も到着。映像は主題歌「ボルテスVの歌」とともに始まり、スクリーンを縦横無尽に動くボルテスVのアクションシーンを見ることができる。監督のマークA.レイエスVからはコメントも到着した。なお本日6月4日は、アニメ第1話の放送日である1977年6月4日からちょうど47年となる。
そのほかフィリピンで放送されたTVシリーズが、今秋にTOKYO MXで放送されることが決定。日本用に編集されたものが展開される。さらに「超電磁マシーン ボルテスV」のネガスキャンHDリマスターBlu-rayが9月11日に発売決定。設定資料集や復刻版台本が含まれる限定予約版も用意されている。詳細は東映ビデオのオンラインショップを確認しよう。
■ マークA.レイエスV監督コメント
日本のみなさん、こんにちは。監督のマーク・レイエスです。
『ボルテスV レガシー』の日本公開決定、おめでとうございます!
「ボルテスV」への私たちの愛と情熱を感じて、楽しんでください!レッツ・ボルトイン!
■ 「ボルテスV レガシー」
2024年10月18日(金)公開
監督:マーク A. レイエス V
脚本:スゼッテ・ドクトレーロ
シニア・エグゼクティブ・プロデューサー:ヘレン・ローズ・セセ、ラーソン・チャン
エクゼクティブ・プロデューサー:ダーリング・プリドトレス、ティージェイ・デル・ロザリオ、白倉伸一郎
キャスト:ミゲル・タンフェリックス、ラドソン・フローレス、マット・ロザノ、ラファエル・ランディコ、イザベル・オルテガ、マーティン・デル・ロザリオ、リーゼル・ロペス、カルロ・ゴンザレス、エピ・クウィゾン、アルバート・マルティネス、ガビー・エイゲンマン、デニス・トリロ、カーラ・アベラナ
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