子どもの頃に親に言われた酷い暴言は、ずっと覚えているものだ。福岡県の50代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収200万円)は、「うちの親は毒親です」と断言した。
女性には兄がいる。当時、小学2年生だった女性に、母親は中学生の兄の通知表を見せてきた。兄の成績はオール5だった。すかさず女性が「私も中学生になってオール5とる」と言うと、母親はこう言い放ったのだった。
「あんたは逆立ちしても無理よ。お兄ちゃんとは頭の出来が違うんだから」
小学2年生の子どもに言うセリフとは思えない。兄を立てたかったにしても、別の言い方があるだろう。(文:林加奈)
父親は2階のベランダからこちらを睨んでいた
静岡県の10代男性は、中学生のとき友人と部活の練習に没頭し、塾に行くのを忘れたことがあった。
「最後まで気づかなくて母親が迎えに来て、父が怒ってるよと言われました。急いで家に帰ると2階のベランダで待機しており、こちらを睨んでいました。そしたら自分に向かって『殺してやる』と一言だけ言われました。確かに塾を忘れていた自分も悪いですが、自転車で行くので父には迷惑をかけていませんし、まだ時間に全然余裕がありました」
塾に行くのを忘れただけで、そんな言葉を投げられたらたまったものではない。この男性は10代とのことなので、まだほんの数年前の出来事なのかもしれない。心理的にも物理的にも、親と適切な距離感をとれるようになっていればいいが……。
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