目黒蓮主演の7月期月9ドラマ「海のはじまり」に池松壮亮が出演することが分かった。また初回放送日が7月1日(月)に決定した。
本作は、“親子の愛”を1つの大きなテーマとして、人はいつどのように“父”になり、いつどのように“母”となるのかを描く、完全オリジナル作品。7年前に別れた大学時代に付き合っていた南雲水季が亡くなったと知らされた目黒蓮演じる月岡夏。そこで、自分の知らないところで生み育てられていた、自身との間の子・海(泉谷星奈)と出会い、会えなかった7年の月日に思いを馳せる…というストーリーだ。
本作で池松さんが演じるのは、水季が夏と別れたあとに働いていた図書館の同僚・津野晴明。津野は、水季が海といられないときに海を預かってあげたり、保育園のお迎えに行ったり、シフトの調整をしたりと仕事面だけでなく、様々な場面で育児や生活についても水季と海を支えてきた。水季の葬儀で、海がひとりぼっちにならないようにそばにいるときに偶然、夏と出会う。名前だけ聞いていた海の父親と初めて対面した津野は、夏が水季の事情を何も知らないことを知り「この7年のこと、ほんとに、何も知らないんですね」と言い放つ…。
本作で演じる津野という繊細な役どころに池松さんは「演じるうえで難しい役どころだと感じていますが、こういう人だ、こういう役割だと最後まで決めつけず、ワンクールという長い時間をかけて、津野という人に一つ一つ出会っていけたらなと思っています」とコメント。フジテレビ系連続ドラマ初出演となる池松さんの表現力にも注目したい。
池松壮亮 コメント
◆今作の出演オファーを受けての印象を教えて下さい。
これまでほとんどドラマを通ってこなかった自分に、このような作品のオファーが届いたことに初めは驚きました。『silent』以降、素晴らしい物作りをされるチームがあるといううわさを耳にしていました。場違いにはならないか、自分が参加することでこの既に素敵(すてき)なドラマを少しでもより良いものにできるのか、考える時間を沢山いただきましたが、プロデューサーの村瀬さんと出会い、生方さんの生み出す脚本に出会っていくうちに、深く、確かにこの物語に魅了されていくのを感じました。
◆台本を読んでの印象について。
親子とは何なのか、過去と今と未来と共に生きながら、人が人を想(おも)うとはどういうことなのか。この壮大なテーマに、丁寧に心を込めて向き合い、ダイナミックに挑むこの脚本に大きな感銘を受けました。さまざまな愛の形があり、私たちがつながりの中で生きていることを思い出させてくれるような確かな物語でした。愛に答えはでませんが、愛とは何かを問い直すということに、この作品の大きな意味を感じています。
◆今回演じる津野役の印象、また演じる上での意気込みを教えて下さい。
演じるうえで難しい役どころだと感じていますが、こういう人だ、こういう役割だと最後まで決めつけず、1クールという長い時間をかけて、津野という人に一つ一つ出会っていけたらなと思っています。
◆視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
たくさんの方に愛される作品になるように、この夏のみなさまの楽しみ、思い出深いドラマになるように頑張ります。
「海のはじまり」は7月1日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送(初回30分拡大)。
(シネマカフェ編集部)