正社員での募集なら1回の面接で内定がもらえるのは稀なケースではないだろうか。千葉県の40代後半の男性(農林水産/年収600万円)は、ほぼほぼ面接せずに内定を得た経験があるという。いったいどういった経緯があったのだろう。(文:林加奈)
「海外で働くことができたり、日本の会社ではありえないくらいの経験ができた」
男性は、成田空港勤務の正社員の仕事に応募した。
「待ち合わせの場所のロビーで待っていると『コーヒーでもゆっくり飲みながらお話をします』と言うので、今までの経験等の会話をし、3分後にスタバに着いたら『明日から来てくれ』と言われ、そのまま入社した」
ロビーから移動しながら今までのキャリアを話した男性。話を聞きながら面接官の中ですでに気持ちは固まっていたのだろう。わずか3分で内定をもらえたというのだ。ここまで簡単に内定をもらえると、この会社は大丈夫なのかと不安になるかもしれないが、男性は最終的にその会社に5年勤務したという。
「海外で働くことができたり、日本の会社ではありえないくらいの経験ができた。ちなみに、入社してから知ったのですが、その会社はその業界では世界最大規の外資系と日本の大手の合弁会社だったので、とにかく考え方を180度変えてがむしゃらに働いた」
その後、男性は転職したものの、現在の職場でもそのときの経験が役に立っていることだろう。
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