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GTWCアジアの今季ジャパンカップ開幕戦SUGOのエントリーリスト発表。14台が参戦へ

2024年05月31日 16:10  AUTOSPORT web

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ジャパンカップ第1ラウンドSUGOのポスター
 5月31日、ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSを運営するSROモータースポーツ・グループは、6月8~9日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催されるジャパンカップ開幕ラウンドのエントリーリストを発表した。8台のGT3、6台のGT4がエントリーし、14台が参戦することになった。

 GTワールドチャレンジ・アジアは、2023年までアジア勢と日本勢が争う構図で展開されており、そのなかで日本チーム/ドライバーにはジャパンカップのタイトルがかけられていた。今シーズンはアジアからのエントリーが増えたこともあり、ジャパンカップは独立したレースとして、GTワールドチャレンジ・アジアと4戦中3戦で同じ週末に開催される。

 迎える第1ラウンドのSUGOは、ジャパンカップのみの開催となるが、そんな一戦のエントリーリストが発表された。GT3は8台、GT4は6台で、合計14台が出走する。台数はそこまで多いわけではないが、車種バラエティに富んでおり、楽しみなレースとなりそうだ。

 GT3は8台中4台がPro-Am、4台がAmとなっており、Pro-Amでは笹原右京を起用するビンゴ・レーシングや新田守男、高木真一がそれぞれ乗り込むKチューンズ・レーシングが注目どころ。またGTワールドチャレンジ・アジアにシリーズで参戦しており、今回スポット参戦するANR・ウィズ・VSRも楽しみなところだ。Amクラスもコメット・レーシングやDステーション・レーシング、ランアップ・スポーツ、チーム・マッチーナと強豪が揃う。

 GT4は6台が参戦するが、そのうち5台はSilver-Amの組み合わせ、2023年チャンピオンのYZレーシング、優勝も飾っているトヨタ・ガズー・レーシング・インドネシアが有力どころだが、他チームも実力派ぞろい。楽しみなレースとなりそうだ。

 第2ラウンドの富士からはジャパンカップの台数も増えるようで、盛況のGTワールドチャレンジ・アジアとともに非常に多くのGT3/GT4を見ることができそうだ。まずは初めてのジャパンカップのみのレースとなる第1ラウンドがどんな展開になるのか注目したいところだ。

ジャパンカップ第1ラウンド
スポーツランドSUGO エントリーリスト
No.ClassTeamCarDriver7GT3 Amコメット・レーシングフェラーリ296 GT3山﨑裕介/辻子依旦9GT3 Pro-Amビンゴ・レーシングキャラウェイ・コルベットC7 GT3-R武井真司/笹原右京47GT3 AmDステーション・レーシングアストンマーティン・バンテージAMR GT3星野辰也/浜健二55GT3 Amチーム・マッチーナマクラーレン720S GT3植松忠雄/植松忠雄96GT3 Pro-AmKチューンズ・レーシングレクサスRC F GT3末長一範/新田守男98GT3 Pro-AmKチューンズ・レーシングフェラーリ296 GT3山脇大輔/高木真一360GT3 Amランアップ・スポーツニッサンGT-RニスモGT3西川正明/田中篤583GT3 Pro-AmANR・ウィズ・VSRランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2水谷晃/根本悠生16GT4 AmABSSAモータースポーツメルセデスAMG GT4エボ片山究/豊田敬38GT4 Silver-Am和歌山トヨタ・ウィズ・ホウジャスト・レーシングトヨタGRスープラGT4エボ落合俊之/末廣武士39GT4 Silver-Amトヨタ・ガズー・レーシング・インドネシアトヨタGRスープラGT4エボハリダルマ・マノッポ/野中誠太50GT4 Silver-AmYZレーシングBMW M4 GT4藤井優紀/加納政樹82GT4 Silver-Amサンライズ・ブルバードポルシェ718ケイマンGT4 RSクラブスポーツ牧野善知/藤原大暉97GT4 Silver-AmKチューンズ・レーシングトヨタGRスープラGT4永井良周/影山正彦