月々の手取りが少なくても、ボーナスが多く支給されればそれに伴って年収も上がる。
「正直、『こんなにもらっていいの?』というくらいボーナスがもらえる」と打ち明けたのは、都内で一人暮らししている30代前半の女性(その他/正社員・職員/未婚)。月々の手取りは「残業が多いときと少ないときがあるので大体の手取りは18~19万円」と決して高くないが、ボーナスが多いからか、年収は500万円だという。そんな女性の普段の暮らしぶりと、仕事に対する思い、そして結婚観を見ていこう。(文:林加奈)
「昼は週4弁当持参、週1手抜きでスーパーでサラダとカップ麺を買ってます」
女性は通勤時間短縮のために昨年引っ越ししたという。
「隣の区に引っ越しただけですが、家賃は2万以上UP。正直負担は大きいです。昼は週4弁当持参、週1手抜きでスーパーでサラダとカップ麺を買ってます。今困ってるのはキッチン作業スペースが狭いため、以前より自炊が面倒に感じるようになり、月2程度だった仕事後の外食が週1に増えてしまいました」
都心部のアパートでキッチンがあまりにも狭いのは有名な話だ。自炊が億劫になるのも理解できる。
「また、今の家は他にも不満があり、あまり家にいたくなく毎週土曜は外出するようになり、朝から出掛けるように…。そういう意味では食費は増えましたが、バスで2駅先に業務スーパーがあるため、2週間に1回出掛けた帰りに寄ってそこでまとめ買いしてます」
と、まとめ買いして節約を意識しているが、今の家に暮らすことに限界を感じている様子。契約から1年以内の解約は違約金が発生するため、1年経ったら引っ越しを検討しているそうだ。
「将来的にパートナーというような方は欲しいかなと思います」
女性の仕事は「簡単な事務」だといい、今の仕事についてこんな思いを明かしている。
「中途で入って社会人になってここが3社目。前2社と比べて非常にいい会社、何より社長がちゃんと謝れるまともな方です。業務は常に昼過ぎまでは終始バタついており、忙しいときは月に残業20時間程度になります。それでも定時で帰れるときもあるし、正直『こんなにもらっていいの?』というくらいボーナスがもらえるので、非常に有り難いです。社長が変わって方針変更などがない限り、この会社で長く働きたいと思ってます」
月々の手取りが少なくても、ボーナスが多いからか、心にゆとりがあるように思える。結婚観については次のように書いていた。
「将来の見通しは非常に曖昧でハッキリしていません。結婚の予定もないため、ちゃんとお金は貯めていこうと思ってます。将来的にパートナーというような方は欲しいかなと思いますが、子どもは欲しいと思ったことがないので、それはまたそのような機会ができたときに相手の方と考えようと思ってます」
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/94ZJP3D8