いくら仕事にやりがいを感じていても、職場のだらしない一面が見えたら、退職を考えるだろう。神奈川県の30代後半の女性(事務・管理/年収300万円)は、「都道府県から職業訓練を請け負うパソコンスクールの講師」を5か月で辞めたそう。
「講師仲間もいい人ばかりで受講生から頼ってもらえるのもやりがいだった」
と振り返る女性だが、一体、何があったのだろうか。(文:長田コウ)
「早くて1週間遅れ、遅ければ3週間遅れ」
やりがいがあったにもかかわらず、退職を決断せざるを得なかったのはなぜか。それは、「給与の遅配が常態化」していたことが理由だった。
「早くて1週間遅れ、遅ければ3週間遅れ。しかも全額振り込まれることがなく3~7万円ずつの分割という体たらく…」
さらに、「当初入ると言っていた社会保険もいつの間にか反故にされて」しまったという。そんな状況に、さすがの女性も「これじゃ生活できん」と思った上、「社長への不信感MAX」になって退職を決めたそう。
転職した女性は、こう綴った。
「今勤めているところはなかなか厳しくて毎日ヒーヒー言ってますが、入社初日から社保に入ってくれて給料日当日に全額払ってくれるので納得できてます」
前の職場が酷すぎたという見方もあるが、満足しているようで、何よりだ。
「つくづく短期間で逃げ出せて良かったと思ってます」
と前向きな言葉で投稿を結んだ。
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