家族であっても人を気遣う姿勢は大切だ。とくに親から無神経なことを言われた記憶は消えないものだろう。新潟県に住む50代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収200万円)は
「人が傷つくような事を悪気もなく平気で言い放つ母親は、子供の私でさえビクッとすることを平気で他人に言ったりします」
と自身の母親を評価する。(文:真鍋リイサ)
「これまでの母親に対して嫌な思いばかりが出てきて……」
「私に対しての言動で、傷ついたことは、『あんたには友達はいないのか?』と責めるような口調で言われた事です」
「あるとき親しい友達と少し気まずい感じになり、その友達が他の友達と遊んでいたのを目撃した母親が放った言葉です」
母親はこの発言で娘が傷つくとは考えなかったのだろうか。女性は自身を「社交的な方ではないので元々友達は少ない」と明かしているため、なおさら傷つく言葉だっただろう。
「そうでなくても、親しい友達と喧嘩みたいな雰囲気になっていて落ち込んでいたのに、それを追い打ちかけるように、そんな言葉を言われてショックでした」
我が子が落ち込んでいるときに、さらに傷をえぐるような言葉をかけるとは衝撃だ。
「今から思えば、もし子どもがそんな状況になっていたら、それとなくフォローするのが母親だと思うのですが……色々残念な母親です」
「現在私が介護していますが、これまでの母親に対して嫌な思いばかりが出てきて、優しくなれない今日この頃です」
母親の介護だけでも大変な中、昔の心ない言葉を思い出すのだから尚更つらいだろう。母娘の関係が少しでも良くなることを願うばかりだ。
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