日々の積み重ねで絶縁を決意する瞬間はある。茨城県に住む20代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収150万円)は
「高校時代になんとなくつるんでいた三人とテーマパークに卒業旅行へ行った話です。その中の一人をAとします」
と話し始める。なんでもこのAとの絶縁を決意したという。(文:真鍋リイサ)
「自分のこれからのために縁を切りました」
「Aはわがままで頑固、価値観もあまり合わないなと以前から薄々感じていました。高校も最後だし、気にせずにみんなで楽しもうとしていた際、あのアトラクションはつまらないあのご飯は美味しくないと、ぐちぐちぐちぐち……」
なにがそんなに気に食わなかったのだろう。女性は「なぜここまで気をつかうしかないのか」と不満げで、せっかくの卒業旅行が台無しだ。
「『せっかく来たんだしそんなこと言わずに楽しもうよ』と声をかけると、もう帰ると出口に向かって歩き出す。なんだかんだその場ではなだめましたが」
最後の最後まで自分勝手な友人だったようだ。女性はこれだけでなく今までも彼女にストレスを感じていたようで、もう限界だった。
「彼女のおかげで普段から精神的にきていたので、自分のこれからのために縁を切りました」
自分にとってストレスの種になる人とは早々に離れたほうがいいだろう。
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