原哲夫とジョージ・ミラー監督。 「北斗の拳」の原哲夫と、「マッドマックス:フュリオサ」のジョージ・ミラー監督が対談した際の写真が到着。その内容も一部公開された。
【写真】原哲夫の描き下ろしイラストを受け取って笑顔のジョージ・ミラー監督 先日、「マッドマックス:フュリオサ」の主人公・フュリオサをモチーフに原が描き下ろしたイラストが
公開された ばかり。2人の対談は、日本とオーストラリアを中継して実現した。原は「私が手がけた作品『北斗の拳』は、あなたの作品『マッドマックス2』からインスパイアを受けています。まさか40年の時を経て、お会いできる日がくるとは思わなかったので本当に感激をしております。お会いできてとても光栄です」と喜びをあらわに。ミラー監督は「私が大切にしているのは“好奇心”です。私の場合は映像やビジュアルで表現をしていますが、一般的にストーリーを作り上げるということは、何千年という時間をかけても決して極めることはできません。ですが、“好奇心”さえあれば、作り続けることができるのです」と話す。また原は、描き下ろしイラストに「Dear George」という宛名と自身のサインを入れてミラー監督にプレゼントした。
ミラー監督との初対面を果たし、原は「想像以上に優しく、僕のこともご存じでいてくださって、フランクに話しかけていただきうれしかったです。若さの秘訣をもっと伺いたかったです(笑)」とコメント。「監督の脳はまったく衰えていない。しかもエンターテイメントを忘れていない。私たちの希望の星ですよ。年を重ねていくと変わっていくもの。でも僕は、変わらずにずっとエンタテインメントに徹していきたいという思いがあるから、ミラー監督もまったく変わらないでいてくれて、そこがとてもうれしかったです」とも振り返る。さらに「そして、新しい映像をまだ作り出すことができる人である。もうないだろうと思っていたら、そんな作り方があるのか!?と。まだまだ影響を受けますね。これからもミラー監督を応援していきたいと思います。もっといろいろな世界を見せてほしいです。若い世代に教えていってほしい、いろいろな気づきを与えていってほしい。僕もそれを追いかけていきたい」と述べた。
発売中の映画秘宝7月号(秘宝新社)には対談の全文が掲載されているとともに、原描き下ろしのフュリオサが表紙に登場。また原の描き下ろしイラストは、5月29日から31日まで東京・SHIBUYA TSUTAYAで開催されるイベント「マッドワールドV8展」でも展示される。
(c)武論尊・原哲夫/コアミックス,「北斗の拳」製作委員会
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