職場の会議に「時間の無駄だ」と感じている人は実は多いのではないだろうか。大阪府の50代後半の男性(医療・福祉・介護/年収650万円)も、その一人のようだ。
男性が無駄と感じる会議は、管理職による「職員の査定会議」。開催頻度は「半期ごと」とそんなに多くないが、問題は会議の内容、そして長さにあるようだ。
「全員対象なんて上司はなにを考えてるのか」
査定会議は、「新しく着任した上司が各管理者に部下一人ずつの評価を説明させる」という流れで行われ、これに「約半日を費やした」とこぼす男性。しかも「他部署の部下の評価を聞かされる我々にはさっぱりな内容」で、退屈しそうだ。
「どうしても評価してやりたい部下を説明するならまだしも、全員対象なんて上司はなにを考えてるのか理解し難い」
功績を残した部下に絞ってほしいと男性が言いたくなるのも理解できる。部下の人数がかなり多いからだ。
「総人数100名を超える部下の説明に費やした時間、6時間。あり得ないです」
半年に1回とはいえ、6時間も「さっぱり」な話を聞かされるのは拷問と言えるかも。