隣人とは仲良く暮らしていきたいが、非常識な人なら話は別だ。茨城県に住む50代前半の女性(営業/年収300万円)は、隣に住む女性のだらしない生活に迷惑している。
「頻繁に宅配便のダンボールが届きドア前に置き配。大きなダンボールを何日も置きっぱなし。ペットボトルの水を2箱頼み、1箱だけ部屋に入れて、もう1箱は3か月ぐらい起きっぱなし」
生活スタイルは人それぞれだが、あくまで他人に迷惑がかからない範囲での話である。(文:國伊レン)
隣人のベランダには苔が生え放題で「こっちのベランダまで広がってきます」
玄関前に置きっぱなしの荷物はどんどん増えていき、玄関前に積みあがっていった。玄関前にある共有スペースの通路にもお構いなしで進出。迷惑な隣人に女性は「個人の荷物置き場だと思っているのでしょうか」と苦言を呈した。
さらに、郵便受けも開けっ放しだった。その隣にある女性の郵便受けに扉が被り、「都度私が閉めていたのですが毎回閉めるのもムカついてきて、証拠画像添付して管理会社に報告して 何度か注意してもらった」そうだ。
しかし、管理会社を通しての注意も効果はなかった。隣人は勤め先の企業の借り上げ社宅として住んでいたため、管理会社はその企業を通して注意をしてもらうことにしたそうで、会社を2つ経由した大がかりな注意を2回行ったのち、やっと改善されたという。しかし、
「今はその人の部屋のベランダが苔だらけ。エアコンから出る排水がベランダに広がり、その水をつたって苔が広がり、間には仕切りはあるのですが下が空いてるのでこっちのベランダまで広がってきます」
女性は「ブラシで擦ったりバケツで水を流したり」と苔を除去しているが、元凶の隣人が苔の掃除をしないのでいくらやってもきりがない。
「今はエアコンを使用していない時期は乾いている状態なのでまだマシですが。今年もそろそろエアコンを使用する時期が来るので憂鬱です」
賃貸では退去時に原状回復費用を求められることがある。隣人は、社宅だから会社が負担するだろうと高を括っているのかもしれない。だが集合住宅なのだから、住んでいる間はできるだけ周りに気を遣いながら生活してほしいものだ。
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