30分が経過したころには一時的にコース全域で雨が強まり、ST-Zクラスの59号車2W Yamaguchi GR Supra GT4 EVOが67号車YAMATO FITと接触した様子で、59号車がコース脇にスタックしてしまいフル・コース・イエロー(FCY)が導入。このアクシデントを機に、FCY解除後に各車は続々とウエットタイヤへと交換していく。
その5分後には、ST-4クラスのマツダ・ロードスターである66号車odula TONE MOTUL ROADSTER RFに、ホームストレート上でルーフが脱落するアクシデントが発生し、FCYが導入。解除後には1号車の片岡は、1周約2秒ほど早い1分50秒台で走行を重ね、81号車との差を約20秒に広げた。
ST-Zクラスは、8時間時点で首位勢に連続してアクシデントが起きた後、ウエットコンディションでは22号車EBI GROUP Cayman GT4 RS CSと19号車BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RSが好ペースを発揮し、885号車のシェイドレーシング GR SUPRA GT4 EVOが追う展開に。16時間時点では19号車がクラス首位に立っている。
ST-4クラスは3号車ENDLESS GR86が首位、2周差で884号車シェイドレーシング GR86が追う展開だ。ST-5クラスは、17号車DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2が2番手の65号車odula TONE 制動屋 ROADSTERに1周のリードを築いている。ST-Qクラスは、230号車Nissan Z Racing Conceptが475周をこなし、ST-Zクラスのトップ勢に並ぶ総合8番手を走行中だ。