キュンキュンやもふもふ、キラキラといった、日常で使われている“オノマトペ”。
幼い印象を持たれがちなオノマトペですが、実はほかの人と情報を共有するのに役立ったり、子どもの言語習得に影響したりと、その実用性が注目されているそうです。
そんなオノマトペにフォーカスした展示「オノマトペ処方展」が、東京・ITOCHU SDGs STUDIOにて開催中。
五感で楽しめるコーナーやユニークな体験コンテンツが用意されている、注目の展示会は要チェックですよ。
ITOCHU SDGs STUDIOで「オノマトペ処方展」が開催4月1日(月)~7月15日(月・祝)の期間限定で、ITOCHU SDGs STUDIOにて開催されている「オノマトペ処方展」。
SDGs実現に向けて、社会や日常の課題を解決するオノマトペを体験できる展示イベントです。
オノマトペとは、擬音語と擬態語を総称した言葉。「ニャーニャー」や「わくわく」など日本でもたくさん使われているオノマトペですが、一方で幼稚な言葉とされ、過小評価されてきたといいます。
しかし最近では、患者が医者に痛みを伝えたり、聴覚に不自由を感じる人がスポーツ観戦をより楽しめたりと、社会のさまざまなシーンでその実用性の高さが注目されているそう。
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「オノマトペ処方展」のコンセプトは、“薬局”。
さまざまなシーンにおけるコミュニケーションのお悩みに、オノマトペを「処方」することで、オノマトペについて考え直すきっかけを提案しています。
友達や家族と一緒に楽しみながら、学ぶことができるかも。誰でも無料で体験できるから、週末のお出かけにもぴったりですよ。
触ったり嗅いだり、体験しながらオノマトペについて考えてみる@__ayapon_ / Instagram
オノマトペ処方展に用意されているのは、体験ブースと学びのブースのコンテンツ。ものに触ったり嗅いだり、五感を使ったりするコーナーや、体を動かしながらオノマトペの実用性を体験できます。
たとえば『パパママトペ』のコーナーには、たくさんのパネルがずらり。お悩みが書かれたパネルとくるっと回転させると、オノマトペを用いた“処方”が書かれていますよ。
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痛みを伝える際に、ヒリヒリやジンジンといった擬態語を使うことも多いはず。
『カラダマトペ』のコーナでは、体の違和感や体調について、症状を上手に伝えやすくなるオノマトペを、人体模型を使って説明しています。
『わたしの処方せん』を作ってみよう!@homaru_10_2 / Instagram
友達と盛り上がりそうなのが、『わたしの処方せん』というコンテンツ。
人の頭のシルエットが描かれた専用の紙に、オノマトペのスタンプを押していき、自分の“処方せん”を作ってみましょう。
キュンキュン、ぴえん、ざらざらなど、自分の気持ちや感情を表す言葉を組み合わせて、自分の心の中を可視化する体験ができます。
出来上がった処方せんを見せ合えば、話のタネにもなりそうですね!
無料で楽しめる注目展示に行ってみて@__ayapon_ / Instagram
普段意識せず使っているオノマトペについて改めて考えてみると、新たな発見や学びがあるかも。
どなたでも無料で楽しめるので、ぜひ気軽に足を運んでみてくださいね。
オノマトペ処方展 開催期間:2024年4月1日(月)~7月15日(月・祝) 場所:ITOCHU SDGs STUDIO(東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1) 営業時間:11:00~18:00 休館日:月曜日(※月曜日が祝日の場合、翌営業日が休館) 料金:入場無料 公式サイト:https://www.itochu.co.jp/ja/