2024年F1モナコGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=5番手/フリー走行2=1番手だった。フェラーリは今回、モナコの特性に合わせたリヤウイングをアップグレードとして導入している。
ルクレールはFP1ではハードタイヤとミディアムで走行。FP2はミディアムでスタートし、ソフトに交換して、この日の最速タイムをマークした。セッション終盤20分は、ロングランに取り組んでいる。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=5番手(1分12秒397:ミディアムタイヤ/33周)/フリー走行2=1番手(1分11秒278:ソフトタイヤ/37周)
全体的に見て、僕たちのマシンはこのコースに適しているようだ。今日は自信を持って走ることができた。
このリズムをFP3にも維持する必要がある。今日僕は他のドライバーたちよりも少し大きなリスクを冒したのかもしれない。それがラップタイムの面でプラスに働いたのだろう。でも予選になれば、全員が限界ぎりぎりまでプッシュし始める。モナコの予選で重要なのは、1周をうまくまとめることなんだ。
今日は全体的に良い仕事ができた。自分たちのことに集中し続ける必要がある。
ホームタウンのストリートを再びF1マシンで走り、皆の応援を感じることができて、最高の気分だった。明日は良い結果を出すために全力を尽くす。
(走行後にFormula 1に対して語り)僕の3つのセクタータイムを見れば、うまくまとめることができれば、かなりタイムを削れることが分かる。僕のなかに、もっとペースを上げられる余地があるんだ。1周をうまくまとめることでね。明日はそれを目指していく。でもパフォーマンスも感触も、良いのは確かだ。
ミディアムではかなり強力だった。ソフトを履いた時は、1周をまとめるのに苦労した。ずっとトラフィックに引っ掛かってしまったからだ。それでもポジティブな初日だったよ。
僕たちは速いみたいだけど、今シーズンずっと苦しんできたメルセデスが、今週末は速さを発揮している。彼らは明日も速いだろう。ルイス(・ハミルトン)が今日ずっと好調だった。
明日、最大限のパフォーマンスを発揮して、ポールを獲りたいね。