面接での信じられないエピソードが続々と寄せられている。面接までに長時間待たされたり、面接官が履歴書を紛失したりといった会社側の不手際も少なくない。
30代男性(京都府/その他/年収300万円)は、履歴書などの書類を会社に郵送したところ、書類選考を通過し、面接へと進むこととなった。ところが
「『履歴書は社長が持ったまま外出してしまいます』と。コピーも取っていなかったらしく、履歴書無しで面接が実施された」
男性はその後、不採用の通知を受け取った。「その場で書かされたメモ書き程度の情報で何を判断されたのか……。全く聞いていなかった実技テストもあり、採用されなくてよかったとも思った」と、後味の悪い経験談をつづっている。(文:林加奈)
デザイナーなのに「データ入力と営業の仕事」を紹介され…
デザイナーとして働く20代女性(神奈川県/その他/年収100万円未満)は、派遣会社に登録したところ、「自分の業界の仕事がある」と連絡を受け、面談に行くこととなった。
「当日まで社名を教えてもらえませんでしたが、派遣会社を紹介してくれた方を信頼していたので面接を受けることに。しかし話を聞くと、データ入力と営業の仕事で私の専門性はいかせない仕事でした」
女性が得意とするデザイン業界で、募集している職種がデータ入力と営業の仕事だったのだろう。当然ながら女性は辞退を申し出た。その際、なぜ紹介したのか派遣会社に聞くと
「『お前みたいなババアに紹介する仕事ないよ』と言われました。28歳でそう言われたことにも傷つきましたし、対応も酷かったのでもちろん派遣会社は退会しました」
しかし登録情報の管理がずさんだったのか、退会したにもかかわらず、派遣会社は引き続き仕事を紹介してきたという。
「でもそのあともエンジニアやドライバーの仕事(免許持ってないです)などトンチンカンな紹介がありました」
と、退会するのも無理はない顛末をつづっていた。
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