もともと潔癖症でなかった人が、周りにいる人をきっかけに潔癖症になったという経験談が寄せられている。キャリコネニュースで「上司が嫌いすぎて潔癖症になった女性」という記事を配信したところ、福島県の40代女性(/素材・化学・食品・医薬品技術職/年収150万円)から
「ものすごくわかります!! 首がもげるくらい頷いて、わかるわかる!の連続でした。と同時に私だけじゃないんだと安心しました」
という声が寄せられた。ただし女性の場合、上司ではなく同居している義父に対してだという。(文:林加奈)
「義父が浸かったお風呂は湯船に謎の浮遊物」
女性は義父に対し「衛生の基準が違いすぎて本当に大嫌いです」と、嫌悪感をあらわにしている。
「コロナ前から外出から帰ってきても手洗いをしなかったけど、コロナ禍になっても変わりませんでした。新聞をめくる時、お札を取り出す時、指ペロを必ずする。使った食器は軽ーくすすいだだけで元の場所に戻す(汚れは全く落ちていません)」
「食事中、使っている箸で人や物を指す。時には触ります。耳が遠く、大声で話すから唾が飛ぶ等々。ありすぎて本当に嫌いです」
義父には衛生観念というものがないのだろうか……。そんな義父を見ているからか、女性は「義父が触った場所は必ずアルコール消毒をします。使った食器は二度洗い」しているという。ほかにも
「義父が浸かったお風呂は湯船に謎の浮遊物があるので私は湯船に浸かりません。風呂掃除は二度洗いです。もちろん洗濯は別々です。義父が触った場所に私が触った時は必ず手洗いを2回します」
という徹底ぶり。女性の職業は調理師だそうで「職業柄もあり、潔癖症という自負はありますが、義父に関しては全くの別物という気がしています」と、自身の潔癖症について分析している。ただ、ここまで衛星観念が合わない人とは別居したほうがいいのではないかと思うが
「別居したいですが高齢のため、叶いません。いつまでこの生活が続くのか、考えただけで憂うつになります…」
と、切実な思いをつづっていた。
※キャリコネニュースでは「潔癖症の人」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/8ODMBGW7