5月24日、静岡県の富士スピードウェイでENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE第2戦『NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース』の予選が行われ、ST-Xクラスの33号車Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3(リー・ジェフリー/太田格之進/チェン・ディーン/リアン・ジャトン/オジェイダ・ジェイデン)が、クラフト・バンブー・レーシングの日本初陣で総合ポールポジションを獲得した。
全8クラスのマシンは3グループに分かれ、各ドライバーは15分間のタイム計測に臨む。総合ポールポジションを争うST-Xクラスでは、今大会がデビュー戦となるCraft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3が好走を見せ、Aドライバーのリー・ジェフリーとBドライバーの太田格之進の合算タイム3分22秒261でポールポジションを獲得した。
ニッサン・フェアレディZとレクサスRC350の後輪駆動車4台が争うST-3クラスは、合算タイム3分45秒521を記録した15号車岡部自動車Z34がクラス最速を射止めた。2番手は39号車エアバスター WINMAX RC350 TWS、3番手は16号車岡部自動車Z34、4番手は38号車TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWSと、フェアレディZとレクサスRC350が交互に並んだ。
ST-4クラスは41号車エアバスターWINMAX GR86 EXEDYがクラスポール、884号車シェイドレーシング GR86が2番手に続き、トヨタGR86がワン・ツーを占めた。3番手には唯一のマツダ・ロードスターRFを使用する66号車odula TONE MOTUL ROADSTER RFが入っている。
最多14台がエントリーしたST-5クラスで最速に輝いたのは、65号車odula TONE 制動屋 ROADSTER。2番手には88号車村上モータースMAZDAロードスターが続くと、4番手までをマツダ・ロードスターが独占。5番手は17号車DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2、6番手は67号車YAMATO FITとなっている。
自動車メーカーの開発車両が参加するST-Qクラスは、ニッサン/ニスモの230号車ニッサンZレーシング・コンセプトが平手晃平と佐々木大樹のドライブで総合7番手に入ってみせた。0.065秒差で92号車GR Supra Racing Conceptが続いて総合8番手になっている。