飲酒したあとの電車は、深い眠りについてしまうのかもしれない。今回は2人の寝過ごしエピソードを紹介したい。
東京都の50代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収400万円)は、「日本酒の試飲イベントに参加して、べろべろに酔った状態」だった。17時半に中目黒から東急東横線に乗り、乗り換え予定の「武蔵小杉」に20分もあれば到着するはずだったが……。
「目を覚ました時に着いたのは、これまで一度も見たことのない駅。時間も21時45分」
4時間ほど眠っていたようだ。女性は一体どこに降り立ったのだろうか。(文:長田コウ)
酔った勢いで歩いて帰ったら「始発に抜かされました」という男性も
東急東横線は乗り入れ路線が多い。女性が乗っていた電車は、降りる予定だった「武蔵小杉をとうに過ぎ」、横浜駅から乗り入れているみなとみらい線の終点「元町・中華街」を折り返した。その後、電車は「渋谷」から東京メトロ副都心線に乗り入れ、「反対側の終点である和光市」まで来てしまったのだ。
寝ている間に東京から神奈川へ、東京に戻って埼玉へと移動していた女性。これを機に、女性は二度と繰り返さないことを誓ったようだ。
「幸い、家までの電車がまだあったので、無事に家に着くことができましたが、お酒はほどほどにしないといけないと反省しました」
埼玉県の40代前半の男性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収1000万円)も、飲み会帰りの寝過ごしを明かした。
「仕事後に飲んで上野から高崎線最終に乗車。鴻巣駅で降りる予定が、気付いたら籠原」
5駅ほど乗り過ごしてしまった男性は慌てて降りるも、当然、次の電車はない。駅には、「ホテルも漫画喫茶」もなかったため、「酔った勢いで歩いて帰る」ことにしたという。
しかし、悔しい結果が待っていた。
「酔っぱらってフラフラ歩いた結果、北鴻巣駅付近で始発に抜かされました。次の日は筋肉痛」
始発が走り始めた午前5時頃まで、何時間歩いたのだろう。飲み会の翌日が休みだったことが不幸中の幸いと言えるだろう。
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