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単発バイトで店長から嫌味、「もう二度と申し込まないでください」と言われるも「こちらから願い下げです」と言い返した女性

2024年05月23日 06:20  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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単発バイトは空いた日に数時間単位で働けるのがメリットだ。しかし、誰でもどこでも即戦力で働けるかと言えば難しいのが現実だろう。東京都に住む50代の女性(クリエイティブ/年収200万円)が、単発バイトアプリから応募した某カフェチェーンでの体験を語った。

その日は都内の店舗で「11時から14時頃まで」働いたという。昼間の飲食店が一番忙しい時間帯だ。

「その時間帯の責任者からパワハラを受けた」

と振り返る。女性は同じカフェチェーンの別店舗でも勤務経験があったため、責任者から「経験者ですよね?」とあてにするようなことを言われたが、正直に「2店舗を夜だけ」と返答したという。しかし……。

「経験者と聞いてたのに」と嫌味を言ってくる

女性は「食器下げやカウンターでの仕分け、カップなどの収納、灰皿回収、ホール掃除と指示されたことを淡々と」こなしていたという。ところが責任者は

「ランチ時で店外まで客が並んで混乱してテンパり、一度に3つぐらいのことを同時に指示しだした」

とかなり焦っていた様子。明らかにスタッフ不足だったのだろう。しかし責任者は「カウンター内でひたすらサンドイッチやパスタのソースのチン」をするのみで、

「店の混乱を収拾することができないことをこっちに当たりちらしてきて、『経験者と聞いてたのに…(できないじゃないか)』と嫌味を言ってくる」

店がうまく回せないことを単発バイトのせいにしてくる始末だった。

しかし女性にも言い分はある。同じチェーン店でも「店内のレイアウトが微妙に違ったり、ローカルルールが絶対ある」ため、初めて行くと戸惑うものだという。ところが責任者は、そんな事情など考える余裕すらなかったようで

「『指示きいてますか?』とやたらとかみついてくるようになった。聞いてるけど体は一つだから下げして仕訳けして掃除して、なんて同時進行は無理なんだよ」

と憤りを隠せない女性。これをパワハラと受け止めたようだ。

運営会社に報告、書面で謝罪される

さらに仕事が終わる時にもひと悶着あった。

「時間が来たのであがろうとしたら、『電波時計でまだ57秒あります』ときた。そういってる間に57秒から進んでいるのだが」

とツッコミが止まらない。店側が数秒単位まできっちり仕事をしてもらいたいのも分かるが、細かすぎる指摘は嫌がらせにも感じてしまう。女性は、店長がいなかったため、念のためその責任者の名前を聞いたという。ところがその後、

「控室に戻って帰り支度をしていると血相を変えて飛び込んできて『なんで名前を聞くんだ?』と激高」

責任者が慌てて問いただしてきたのだ。ここでも女性は「外にはまだ客が並んでるのにこの人何やってんの?とあきれて二の句が継げず」とドン引き。結局、

「『もう二度と申し込まないでください』というので『こちらから願い下げです』と言っておいとま」

と完全に喧嘩腰で仕事を終えた。後日、本部のある運営会社に「パワハラ全部報告した」と厳しく対処したことを語る。

「『バイトもその場を離れるとのちにお客になるかもしれないんだよ。でも当然二度といかないし友人にも勧めない。接客業として〇〇は失格者』と書いてやった」

その結果、「書面で回答してもらった。謝罪文がいっぱい書いてあった」と明かし、「創作ではありません。書面も保存してます」と付け加えた。