友人が大事であればあるほど、何かあったときには心配したり気遣いをしたりするものだ。しかしその心配が裏目に出て、友人と絶縁した経験談が寄せられている。
30代女性(大阪府/営業/年収700万円)は、「30歳手前の頃、関西の大学時代からの仲良し6人組でよく集まっていました」というが、そのうちの1人と絶縁してしまった。いったい何があったのだろうか。(文:林加奈)
「利用されてしまうんじゃないか…とにかく反対意見ばかり」
女性を含めた6人のメンバーの中には結婚した人もいれば、子どもが生まれた人、独身など、さまざまな境遇の人がいた。
「ある時、その中の独身の1人が気になる男性がいると打ち明けられ、詳細を聞いていくと、SNSで知り合った東京の年下の男の子。自分でお店をやりたいと思っている友達に一緒にやらないかとお誘いがあったそう」
「今とは違いそこまでSNSでの出会いを受け入れにくかったので、みんな大反対。利用されてしまうんじゃないか、その子が傷ついてしまうのではないか、とにかく反対意見ばかりでした」
今ではマッチングアプリやSNSを通じた出会いは珍しくなくなったが、顔も名前も知らない相手と直接会うことに抵抗感を持つ人は今以上に多かった。それに、「一緒にお店をやる」というお金が絡む決断も迫られているとあっては、周りの人が反対するのは理解できる。
結局、その場はそれで終わったが、
「その後別の子の出産祝いをみんなで贈ろうと連絡を取り合った時に、みんなから年下男子との交際を反対された彼女は『みんなとはもう距離を置きます』とだけメッセージを残して、それっきり」
という結果になってしまった。距離を置くというより、もはや絶縁だ。そして
「後ほど別のグループの友達のSNSで、その子が結婚したことを知りましたが、その相手が私たちが反対した年下の男の子なのかどうかはわかりません」
と、後味の悪い顛末をつづっていた。
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