全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦オートポリスの公式予選が終了し、デビュー2戦目にして自身初のポールポジションを獲得した岩佐歩夢(TEAM MUGEN)、最前列2番手のグリッドを獲得した牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、そして3番グリッドを得た山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)が会見に出席し、5月18(土)に行われた予選を振り返った。
■岩佐歩夢(TEAM MUGEN)
予選ポールポジション
タイム:1分26秒632
「ポールポジションは純粋に嬉しい結果となったのですが、今日は(開幕戦の)鈴鹿とは違って朝から結構いいフィーリングがありました。鈴鹿は本当に自分でもリズムが崩していて、ボール取れるかどうかという瀬戸際のレベルの話ではなかったので、そういったところは反省点としてすごくありました」
「今回に関して、朝イチから結構いいレベルにありました。本当に細かい詰めをしていくというところに入れたのが、ポールポジション獲得に繋がったのかな、と正直思っています」
「本当にクルマにポテンシャルがあるのがわかっていたので、あとは自分がしっかりとドライバーとして、コース上の仕事を完璧にできるかどうかというところに懸かっていました。逆にそれがちょっとこうプレッシャーになったんですけど、それをしっかりと実現させて、自分で結果を取れたというのは自信に繋がったかなと思います」
■牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
予選2番手
タイム:1分26秒970
「ちょっと悔しい反面、僕も開幕戦でうまくいかなかったのでそこからチームと見直して、とりあえず2番手で……もちろん悔しいんですけど、ちゃんと戦える位置に戻ってこられたので良かったと思います」
「ただ、この週末に走り出して正直そこまで手応えがなかったのですが、だんだん上がってきて最終的にいい位置で予選を終えられたので、明日に向けてもまたポジティブな結果かなと思います」
■山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)
予選3番手
タイム:1分27秒046
「僕も予選に向けて尻上がり調子を上げていくことができて、正直3番手になれると思ってなかったのですが、結果的に3番手になることができて非常に良い予選になったなと思います」
「今回の目標は、前回(鈴鹿)の予選が5番でチームメイトの佐藤(蓮)選手に負けてしまったというのがあるので、まず予選では5番以上でチームメイトに勝つ、というのがひとつ目標でした。その目標を個人的にはクリアできたので本当に良い予選にできたな、と」
「上ふたつありますし、岩佐選手が2戦目でこうしてポールポジションを取ったので……純粋に素晴らしい結果ではありつつも、僕や牧野選手含め、そう簡単には負けてしまってはいけない相手に負けてしまったという悔しさはあるのですが、個人的にはいい予選ができたので良かったと思います」