面接でひどい対応をされて、心から失望した様子のエピソードが寄せられた。茨城県に住む50代前半の女性(サービス・販売・外食/パート・アルバイト/年収250万円)は、面接を辞退したことがある。(文:真鍋リイサ)
「雨の中原付でマザーズハローワークから紹介された物流仕分けの仕事に面接に行ったら、座って5分で『原付かよ、雨の日は必ず休むだろ、今までいた従業員も絶対に休んでいたからな』と高圧的に言われました」
「仕事帰りで汗臭いですが、それでも良いですか?」と聞いていたが……
原付バイクでわざわざ雨の日に行ったのに、勝手に今までの社員と同じだと判断されては、怒るのも当然だ。
「その場でこちらから断りそのままハローワークに連絡注意して貰いました」
と当然の対応を綴っていた。
千葉県に住む40代後半の男性(設備・交通・運輸/契約社員/年収300万円)は「技術系の特定派遣会社」に面接に行った際の驚愕経験を語ってくれた。在職中に転職活動をしていたが、転職サイト経由ではなく、直接連絡が来たという。
「会社から急に面接日を伝えられ、来てくれとの事。『仕事帰りで汗臭いですが、それでも良いですか?』と半分お断りの返事をしたが、それでも良いとのこと。さすがにまずいだろと、下着を変えスーツに着替えて会社を訪問」
急に面接の予定を入れられ、できることをして面接に挑んだ。ところが、衝撃的な対応を受けることになる。
「部屋に通され、会って一番に消臭剤を振りかけられつつ、『臭いよ』と言われた」
急に呼ばれたにもかかわらず、配慮は忘れなかった男性。消臭剤を振りかけられるとは夢にも思っていなかっただろう。
「断ったつもりなんですが、その日しか駄目なら、せめてシャワー浴びる時間くらいくれよと……」
相手には、事前に仕事帰りでシャワーを浴びる時間などがないことを伝えている。そのうえでこの対応とは、あまりにも酷ではないだろうか。