はつはる「お嬢と番犬くん」の実写映画化が決定。福本莉子とジェシー(SixTONES)のダブル主演で、2025年春に公開される。
【大きな画像をもっと見る】別冊フレンド(講談社)で連載されている「お嬢と番犬くん」はヤクザの組長を祖父に持つ女子高生・瀬名垣一咲(せながきいさく)と、組の若頭・宇藤啓弥(うとうけいや)を描くラブコメディ。極道一家の孫という立場から友達ができなかった一咲は、高校入学を機に普通の友達を作り恋をすると決意する。しかし組の若頭で一咲の世話役でもある啓弥が、彼女を心配するあまり年齢を詐称して同じ高校に裏口入学してきて……。一咲が過保護過ぎる啓弥に慌てふためきつつも、憧れの高校生活を守ろうと、自分と啓弥の出自を隠して奔走するさまが描かれる。単行本が9巻まで発売されており、2023年にはTVアニメ化を果たした。
福本が一咲、ジェシーが啓弥を演じる。「恋は光」の小林啓一が監督を務め、「ハケンアニメ!」の政池洋佑が脚本を担当。はつはるは「私も脚本監修で少しお手伝いさせていただいたのですが、原作読者さんも原作未読の方も楽しめる内容になっていると思いますので、ぜひたくさんの方に観ていただきたいです」とコメントした。福本、ジェシー、小池祐里佳プロデューサーのコメントは以下に掲載した。
■ はつはる(原作者)コメント
一咲役の福本莉子さん・啓弥役のジェシーさんをはじめとするキャストの皆さん、制作スタッフさんたちがどのように「お嬢と番犬くん」の世界を作り上げてくださるのか、今からわくわくしております。私も脚本監修で少しお手伝いさせていただいたのですが、原作読者さんも原作未読の方も楽しめる内容になっていると思いますので、ぜひたくさんの方に観ていただきたいです。
■ 福本莉子(瀬名垣一咲役)コメント
初めてこのお話をいただいたときは 今まで演じたことない役柄でとっても驚きました。
一咲ちゃんは普段の私とは違う雰囲気の女の子なのでその魅力をどう表現するのか正直不安もありますが、ジェシーさんや監督と相談しながら一生懸命頑張りたいと思います。
極道×青春という一見相容れないテーマですが、原作ファンの方にも初めて見ていただける方にも、平凡で幸せな恋と青春を目指す一咲ちゃんのまっすぐな恋心の行方を見届けてもらえると嬉しいです。
■ ジェシー(宇藤啓弥役)コメント
オファーをいただいてからすぐに漫画を読み、アニメを見ました。
啓弥というキャラクターはなんてカッコよくて可愛いずるい人なんだと思いました!!
とにかくニヤニヤキュンキュンしっぱなしで、俺がこの人をやるのか! 嘘でしょ?笑笑と思いながら想像しておりました!
実写版で僕が啓弥を演じさせていただくということで興味ある人は見てもらい!
興味ない人も是非是非じぇしじぇし見ていただけたらうじぇしーじぇす!
正解は無いと思っているので僕なりの表現で伝えていきたいと思います。文句は言わないでください笑笑
いつもと違ったジェシーをあたたかく見守ってくれたら嬉しいです。よろしくお願いいたします!
■ 小池祐里佳(プロデューサー)コメント
人と違っていたとしても、胸を張って何かを好きだと言えること。それってすごく難しいなと感じていた十代の頃の自分を、この原作が笑いとときめきと共に抱きしめてくれたような気がして、映画化したいと強く思いました。
可憐な守られヒロインのように見えて、実はしっかりした芯があり自分のために高校生活に挑む一咲。透明感があり凛とした強さを持つ福本莉子さんは、イメージにぴったりでした。
そんな一咲だけに忠実な「番犬」である啓弥は、危険な香りがするのにどこか天然で憎めない魔性の男。自由奔放な言動でお茶の間を和ませながら、ライブでは溢れ出す色気と本能に突き動かされるかのようなパフォーマンスで観客を魅了するジェシーさんは、啓弥そのものだと確信しています。
これからの撮影が楽しみで仕方ありません!
■ 「お嬢と番犬くん」
2025年春ロードショー
□ スタッフ・キャスト
原作:はつはる「お嬢と番犬くん」(講談社「別冊フレンド」連載)
監督:小林啓一
脚本:政池洋佑
出演:福本莉子、ジェシー(SixTONES)
制作:TOHOスタジオ
配給:東宝
(c)2025「お嬢と番犬くん」製作委員会