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ポーラ・オルビスが美容医療施術とホームケアの併用による有用性を証明 シワ改善および美白有効成分配合製剤

2024年05月15日 16:51  Fashionsnap.com

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アループ クリニック アンド ラボ

Image by: ポーラ・オルビスグループ
 ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業は、アループ クリニック アンド ラボ(ALOOP CLINIC & LAB)との共同研究で、美容医療施術とホームケアを適切に組み合わせることの有用性が証明されたと発表した。1つは、シワを改善する医薬部外品有効成分「ニールワン®︎」配合製剤との、もう1つは医薬部外品美白有効成分「ルシノール®︎」配合製剤との併用による安全性と有効性だ。

 ニールワン®︎配合製剤では、顔のたるみを対象とした高濃度焦点式超音波(HIFU)施術に、同製剤を併用した複合ケアの有用性を検証する3ヶ月間の試験を行った。ポーラ・オルビスグループが独自に保有するシワ改善有効成分ニールワン®︎を配合したクリームタイプの製剤を使用し、HIFU施術後に塗布することで、施術のみを受けた場合よりも皮膚のたるみ改善効果が高まり効果の持続性とたるみの早期戻りの抑制が確認された。
 一方、美白有効成分ルシノール®︎配合製剤では、肝斑を対象としたレーザートーニング(LT)施術に対して併用。複合ケアを検証する12週間の試験を行い、施術のみを行なった被験者よりも、ルシノール®︎配合製剤を併用した被験者のほうが、肝斑の改善が高まり改善も早くあらわれたという。
 両試験において、美容医療施術と製剤の併用による有害事象は見られず安全性も確認しているという。
 アループ クリニック アンド ラボは、2023年に東京・銀座に美容皮膚科クリニックを開業。皮膚科医として敏感肌や皮膚疾患に長年向き合い臨床研究を第一線で進めてきた山﨑研志医師が院長を務め、オープン当初からポーラ化成工業との研究提携を進め、院内に併設するラボは肌理論研究や化粧品開発に活用している。