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第48回講談社漫画賞は「葬送のフリーレン」「きみの横顔を見ていた」「メダリスト」

2024年05月14日 22:17  コミックナタリー

コミックナタリー

「葬送のフリーレン」13巻
第48回講談社漫画賞の受賞作が発表された。少年部門を山田鐘人原作、アベツカサ作画による「葬送のフリーレン」、少女部門をいちのへ瑠美「きみの横顔を見ていた」、総合部門をつるまいかだ「メダリスト」がそれぞれ受賞した。

講談社広報室による受賞作の発表ポスト

「葬送のフリーレン」は、勇者とそのパーティにより魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、千年以上生きる魔法使いのフリーレンと、彼女が新たに出会う人々の旅路を描く物語。2020年より週刊少年サンデー(小学館)で連載されており、2023年から2024年にかけてTVアニメが放送された。「きみの横顔を見ていた」は高校1年生の男女4人を主人公に描く青春群像劇だ。別冊フレンド(講談社)にて連載中で、単行本は3巻まで刊行されている。月刊アフタヌーン(講談社)で連載中の「メダリスト」は人生をフィギュアスケートに捧げてきた青年・明浦路司と、彼に才能を見出された少女・結束いのりを描くフィギュアスケートもの。2025年1月にテレビ朝日系全国24局ネット「NUMAnimation」枠でTVアニメの放送がスタートする。

各受賞者には賞状とブロンズ像、副賞として賞金100万円が贈られる。なお第48回講談社漫画賞の選考委員は安藤なつみ、海野つなみ、小川悦司、久米田康治、はやみねかおる、三田紀房、幸村誠が担当した。

■ 第48回講談社漫画賞
□ 少年部門
山田鐘人・アベツカサ「葬送のフリーレン」(週刊少年サンデー / 小学館)

□ 少女部門
いちのへ瑠美「きみの横顔を見ていた」(別冊フレンド / 講談社)

□ 総合部門
つるまいかだ「メダリスト」(月刊アフタヌーン / 講談社)