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F1の“帝王”を描く 映画「フェラーリ」が全国公開、主演はアダム・ドライバー

2024年05月12日 09:01  Fashionsnap.com

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© 2023 MOTO PICTURES
 イタリアの自動車メーカー「フェラーリ(Ferrari)」の創設者で、F1の名門スクーデリア・フェラーリのオーナーでもあったエンツォ・フェラーリ(Enzo Ferrari)の激動の1年を描く映画「フェラーリ」が、7月5日からTOHOシネマズ日比谷などで公開される。

 構想30年だという物語の舞台は、私生活が謎に包まれているエンツォ・フェラーリが59歳だった1957年。妻ラウラとともに設立した会社が経営の危機に瀕しているだけではなく、1年前に息子ディーノが逝去し、家庭は破綻。パートナーであるリナ・ラルディとの間に生まれた息子ピエロを認知することもできず、再起を誓った彼が、イタリア全土1000マイルを走る過酷なロードレース「ミッレミリア」に挑む姿を描く。
 監督は、「ラスト・オブ・モヒカン」「コラテラル」などでメガホンを取った巨匠マイケル・マンが務め、キャストには、エンツォ・フェラーリ役にアダム・ドライバー、冷え切った夫婦生活に不満を感じつつもフェラーリ社を支える妻ラウラ・フェラーリ役をペネロペ・クルスが演じるほか、シャイリーン・ウッドリーや、パトリック・デンプシーなど豪華俳優陣が名を連ねている。