鳥トマトの単行本「幻滅カメラ」上下巻、作品集「アッコちゃんは世界一」の3冊が、本日5月11日に同時刊行された。
【大きな画像をもっと見る】「幻滅カメラ」は自称フォトグラファーの男・ジゲンが、姉に“性欲を消すカメラ”を手渡されたことから始まる物語。撮られた2人が、互いへの性欲を失うというそのカメラで、姉は自分の恋人・アメリを撮ってほしいと言う。仕事がなくお金に困っていたジゲンは、姉に命じられるままカメラを構えるが……。月刊コミックビーム(KADOKAWA)で連載された。
一方の「アッコちゃんは世界一」は、著者初の作品集。表題作「アッコちゃんは世界一」では、“男ならきっと自分のものにしたいッと思うものを全てを持っている女の子”であるアッコちゃんと、彼女の高校の同級生で、“親友”というポジションでありながら本当は彼女に“恋”しているナスの関係が綴られる。高校時代あんなにキラキラしていたアッコちゃんが、世間体に縛られ、次第に輝きを失っていき……。そのほか「三田君は大丈夫」「マイお兄ちゃん」の計3編が収められた。