「いつも母親は私が自分の思い通りにならなければ怒って殴ってはキレていました」
静岡県の40代後半の女性(サービス・販売・外食/年収100万円未満)は、「中学の2年ほど」だけ一緒に暮らしていた母親について回想した。(文:長田コウ)
「電話帳の横のメモ帳には、『親は子を選べない』と書かれていました」
何事もなかったかのように「この子が勝手に落ちました」
女性は、母親に「アパートの階段から突き落とされ」た経験もあるようだ。しかし、母親はまるで何も関与していないかのような態度で、「この子が勝手に落ちました」と弁明したという。虐待のような行為はこれだけではなかった。
「包丁の尖った先を胸の間にツンツンしながら、『私が産んだんだから、私が殺してもいいんだよ』と言いました」
なんて理不尽で酷い言葉だろうか……。さらに、こんな言葉も言われたという。
「お前が生まれてきたせいで私の人生はめちゃくちゃだ」
このような暴言は女性の家庭で「日常茶飯事」のことだったそう。現在、女性は親の立場になったが、当時の母親の気持ちは未だに理解できないようだ。
「お金を貸したまま行方不明になっていた」母親だったが、最近ある変化があったという。
「ここ2年ほど私の誕生日にサイズすら入らない服とお菓子などを送ってきて気持ち悪く、将来の自分の面倒を押し付けたいのかと不安もあり、完全無視しています」
どうか、これ以上女性のことを苦しめないでほしい。
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