救える命は見捨てない、医療改革ファンタジー「外科医キアラは死亡フラグを許さない」

焦田シューマイ原作による冬芽沙也「外科医キアラは死亡フラグを許さない ～死人だらけのシナリオは、前世の知識で書きかえます～」1巻が、本日5月9日に新潮社から発売された。

【試し読み】開腹手術をしようとして猛反発を受ける主人公キアラ。外科手術が知られていない世界で腹を切るというのが、大変なことだとわかる

「外科医キアラは死亡フラグを許さない ～死人だらけのシナリオは、前世の知識で書きかえます～」は、権力争いに巻き込まれ病院を追い出された天才外科医の女性が、医療が発展していない異世界で腕を振るう転生ファンタジー。その世界では魔術を使って治療を行うことが一般的だが、主人公が転生した貴族令嬢・キアラは魔力を持っておらず、そんな彼女が治療を行うことに周囲は難色を示す。しかし治癒魔術では治せない患者を放っておくことをできず、しがらみよりも患者の命を優先するキアラは強引に治療を行い、その様子がセシル王子の興味を引く。