Text by CINRA編集部
『鈴木康広展 ただ今、発見しています。』が7月20日から二子玉川ライズ スタジオ & ホールで開催される。
1979年生まれの鈴木康広は身の周りに存在する何気ないものごとに注目し、小さな気付きを独自の視点で捉えなおし作品を制作するアーティスト。Bunkamura ザ・ミュージアムが主催する同展では代表作『まばたきの葉』や『空気の人』をはじめ、鈴木の視点と発想にもとづく「見立て」(=あるものを見て他の何かを連想し、新たな視点で捉えなおすこと)から生まれた作品約50点が展示される。
さらに鈴木の作品からヒントを得たミニワークショップが行なわれるほか、作品制作のきっかけとなったひらめき、アイデアを膨らませる手がかりとなったもの、実際の制作の様子など、一部作品を解剖しながらその舞台裏が紹介される。
同展はオンラインによる全日程日時予約制。前売券は6月6日に販売スタートする。詳細はBunkamuraのオフィシャルサイトを確認しよう。
鈴木康広『りんごの天体観測』2006年、2021年 photo:Jeni Katzner
鈴木康広『空気の人』2007年、2009年『空気の港-テクノロジー×空気で感じる新しい世界』羽田空港 第2ターミナルにて
鈴木康広『記憶のルーペ』2017年
鈴木康広『まばたき証明写真』2011年
鈴木康広『まばたきの葉』2003年 courtesy:ワコールアートセンター photo:市川勝弘
鈴木康広『地球展開儀』2011年 photo courtesy: The Japan Foundation
鈴木康広『地球展開儀』(部分)2011年
鈴木康広『足元の展望台』2014年 photo:Seiji Toyonaga
鈴木康広『バケツの切り株』2007年 photo:Timothée Lambrecq
鈴木康広『りんごの天体観測』スケッチ ©Yasuhiro Suzuki
鈴木康広 ポートレート photo:Timothée Lambrecq