ディレクターは辺見えみり、ユナイテッドアローズの新ブランド「コンテ」が始動

　ユナイテッドアローズが、自立した大人の女性をターゲットとする新ブランド「コンテ（conte）」を立ち上げた。8月に、ユナイテッドアローズ オンラインで先行予約を開始。9月には各ECサイトで販売を開始するとともに、東京都内に2店舗をオープンする。

　同社は、昨年5月に発表した中期経営計画の主要戦略の一つ「UA MULTI戦略：新規事業開発を通じて業容とお客様層を拡大していく取り組み」として同ブランドを始動。コンテは、「快適な ／ 心地よさ（comfortable）」「現代的な ／ 今の（contemporary）」「続いていく（continue）という3つのキーワードに共通する「co」をブランド名に取り入れた。ディレクターは、1993年に女優としてデビューし、2013年にアパレルブランドを持ち、現在は化粧品ブランド「ミズカ（mizuka）」を手掛ける辺見えみり。ターゲットは、40代を中心に30代後半から50代の働く自立した女性、年齢を重ねて凛とした強さを持ちつつ柔らかさも兼ね備えた大人の女性で、快適で心地良くありながらも都会的な装いを提案する。
　コンテでは、オリジナル企画商品85%、仕入れ商品15%を想定し、ウェアを中心にシューズやバッグ、アクセサリーなどの雑貨、ライフスタイルアイテムを展開する。2024年秋冬シーズンの平均価格帯は、コートが7～15万円、ジャケットが4.5～6万円、パンツが2～5万円、スカートが2～5万円、ワンピースが3～6万円、ニットが2～4万円、シャツ・ブラウスが2～4万円、Tシャツ・スウェットが1～3万円（いずれも税込）。