いくら仲良くしていた友人でも、ある出来事がきっかけで縁を絶つこともあるようだ。
大分県の50代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円)は20代の頃、店で接客の仕事をしていた。そこで出会ったのは、同期として入社した友人Aだった。Aは先に退職したが、その後も仲良くしていた。ところが……(文:長田コウ)
「カマをかけられた」と気付くも、時すでに遅し。
Aは「お店にもちょくちょく顔を見せてくれて」いたが、ある日、こんなことが起きた。
「慌ただしい感じで来て、『お母さんが後から来ると思うけど、私と会ったって絶対言わないで!』と言い去っていきました」
わけも分からなかった女性だが、しばらくすると、Aの母が来店。
「『さっき、Aが来たでしょ?入口で会ったわ~』と言うので、あ~会ってしまったのなら、嘘は付けないな~と思い、『来てた』と言ってしまいました」
いくら口止めされていても、この場での判断は難しかっただろう。しかし、案の定、Aは後日怒って来店し、こう言ってきたそう。
「言わないでって言ったのに、お母さんに私と会ったって言ったでしょ!!」
ここで、女性は「お母さんにカマをかけられた」と気付いた。
「私は何と返事をしたら良かったのか…大好きなお友達だったので、すごく悲しかったのを覚えています」
と振り返った。その後も、Aとは偶然会う機会が時々あったが、「すごく冷たくされ、以前に話した会話のことを持ち出され、嘘をついたとか色々嫌味っぽく言われ」女性はショックを受けたという。
そして、寂しげにこう投稿を結んだ。
「私はAさんに嘘をついたこともないですが、唖然として反論も出来ませんでした…今でも思い出すとズキンとしますが、そんなことで壊れた友情は本物ではなかったのだろうと諦めるようにしました。誤解は解きたかったですが…もう会うことはないだろうと思います」
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