令和になり、結婚に対する価値観は多様化の一途を辿る。そんな中「あえて結婚しない人」に関するアンケートから、3人の独身を貫く読者の投稿を紹介しよう。1人目は神奈川県に住む男性(正社員・職員/金融・保険系/年収950万円/貯蓄額7000万円)。
「43歳男です。身長も平均以上、顔も若く見られ、勤め先も大手です」
相手にも困らず、十分に家庭を支えらそうなスペックだが「独身を貫きます」と豪語する理由とは……(文:國伊レン)
「独身であれば複数人と交際しても罪に問われることがない」と語る女性も
男性は独身を貫く理由は「コストパフォーマンスが悪い」から。
「正直、女はいくらでも選べますが 完全にコスパ悪い選択と割り切っております。独身を貫きます」
ハイスペックである故に、いくらでも相手を選べる状態からわざわざ1人に選ぶ必要性を感じていないのかもしれない。
結婚により制限が増えると感じている人は他にもいる。大阪府に住む40代後半の女性(正社員・職員/IT・通信系/年収450万円/貯蓄額2000万円)は結婚について「他人の意見に影響されたくない」とつづり、こう続けた。
「独身であれば複数人と交際しても罪に問われることがない。子どもがいる知人の老けていくスピードを見ていて辛い」
独身であれば、育児の大変さや交際上の制限とは無縁でいられることが理由のようだ。
ここまで、結婚しない理由について「コスパの良さ」「自由」などが挙がった。3人目の40代前半の女性(正社員・職員/流通・小売系/年収900万円/貯蓄額1500万円)も独身であるメリットについて「独身だと会いたい時に何の制限もなく会いたい人に会えるし、経済的に自立しているので誰かに支えてもらう必要がない」ことを挙げる。
この女性の周囲では「世の中に結婚するのが幸せだと刷り込まれて何の疑問も持たずに結婚」して「肉体的にも大変な出産をし、家事も多くを負担し、やっぱり離婚したいと思っても経済的に弱く子どもが大きくなるまで我慢」している人が少なくないようだ。
「我慢の人生でいいのか?と思ってしまうので結婚したくない」
と明かす女性。現在は「時間とお金を自由に使えるので満足している」とつづっている。
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「あえて結婚しない人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HLPQJZGW