米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024」から、各部門ノミネート作品および特別上映作品が発表された。
今年の映画祭は6月4日(火)のオープニングセレモニーを皮切りに、6月17日(月)のアワードセレモニーまでの期間を東京の複数会場で開催。すでに4月25日(木)からはオンライン会場もスタートしている「SSFF & ASIA 2024」。
6月30日(日)までの期間、「Illuminate your life ~いのち 照らせ セカイ 照らせ」のテーマのもと、映画祭プログラマー選りすぐりのショートフィルム約270作品(コンペ以外の特別上映作品を含む)がラインアップされている。
◆世界114の国と地域から集まった4,936点の中から選びぬかれた約270の上映作品
アカデミー賞につながるライブアクション部門のジャパンカテゴリーには、千葉雄大、仲里依紗、福士蒼汰、森崎ウィンなど監督にも挑戦した俳優たちのショートフィルム作品が見事ノミネート。
『イツキトミワ』(Yours)監督:福士蒼汰/25:00/日本/ドラマ/2024
肉体労働で家計を支え、かつて美大進学を目指していた一葵は、ギャラリーで自分の作品を見つめる三羽と出会う。徐々に親密になるが、それでもとけない壁がある。満月の夜に2人は、一歩踏み込んだ話を始めるが…。
◆特別上映作品には日本初公開作品が登場
幻のジョン・レノンが登場する『Now and Then: The Last Beatles Song』、ベン・ウィショー主演『自慢の息子』、レア・セドゥ主演『家から逃れて』などが日本初公開。
エイドリアン・ブロディ主演『マスコット』ほか、第86回アカデミー賞外国語映画賞タイ代表『Countdown』のナタウット・プーンピリヤ監督作品『姉妹』、フィリピンで最も興行収入をあげた『ハロー・ラブ・グッバイ』、キャシー・ガルシア・サンパナ監督『運命のコイン』などアジア発の注目作も。
◆レインボー/韓国/スポーツ 今年の映画祭が特集するプログラムは…
「自分らしく生きる」LGBTQの視点が描かれるドラマの数々、大人気『Stray Kids <樂-STAR> SKZFLIX』や、元「U-KISS」のケヴィン・ウー主演『ソウル・スイッチ』、韓国版「花より男子」ク・ヘソン監督作品など韓流熱が高まる特集、国際的なスポーツ大会の開催にちなむスポーツをモチーフに夢を追う人々を描く感動作など。
『Stray Kids <樂-STAR> SKZFLIX』監督:BYEONGJUNE KIM/韓国/10:51/ドラマ/2023
映画という夢のために走ってきた主人公たち。ある大学のサークルで仲間となり短編映画を製作することになるが…。K-POPボーイズグループ「Stray Kids」が主演。
◆オンライン会場ではAIプログラム、レインボープログラムなど4プログラムを先行配信
応募作品の潮流を体現する、AIを使用して制作された作品の特集、LGBTQ特集、恒例となった5分以下で楽しめるVery Shortプログラム、25歳以下の新進気鋭の日本人監督作品を選出するU-25プロジェクトの4プログラムを先行配信、各プログラム5月24日(金)まで。その後、6月1日(土)~はオフィシャルコンペ&各プログラムの配信がスタートする。
『ガチごっこ』(Play for reals)監督:近藤穂佳/日本/4:58/ドラマ/2024
みさき、ほたる、かけるの3人は「こども探偵団」を結成した。
6月4日(火)映画祭開幕!豪華ゲストが登壇するオープニングセレモニー
東京会場での上映幕開けとなオープニングセレモニーでは、映画祭代表・別所哲也と、アンバサダーのLiLiCoが、千葉雄大、福士蒼汰、森崎ウィンほか多彩なゲストを迎え、グローバルスポットライトアワード、U-25プロジェクト、J-WAVE SOUND OF CINEMA AWARD、Shibuya Diversityアワード、Amic Signアワードなど各種アワード受賞作品の発表や表彰、新作ショートフィルムなど各種プロジェクトの発表、ショートフィルム上映を行う(変更の可能性あり)。
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」は6月4日(火)~6月17日(月)開催。
オンライン会場は4月25日(木)~6月30日(日)
上映会場:表参道ヒルズ スペースオー、ユーロライブ、赤坂インターシティコンファレンス、二子玉川ライズ スタジオ & ホール、 ミカン下北、オンライン会場にて予定
※開催期間は各会場によって異なります
(シネマカフェ編集部)