プラダ財団が、アメリカのアーティスト ミランダ・ジュライ(Miranda July)による東京初の展覧会「MIRANDA JULY: F.A.M.I.L.Y.」をプラダ 青山店で開催する。会期は5月9日から8月26日まで。入場料は無料。
ミランダ・ジュライは、カリフォルニア州バークレーで育ち、現在はロサンゼルスに在住。アーティスト、映画監督、作家として活動している。映画作品の脚本や監督から主演まで務めるほか、これまで執筆した小説は23ヶ国で出版されている。プラダグループとの取り組みでは、過去に「ミュウミュウ(MIU MIU)」とメッセージアプリ「Somebody」を共同制作した。
東京初の個展では、最新作のマルチチャンネルビデオインスタレーション「F.A.M.I.L.Y. (Falling Apart Meanwhile I Love You)」を展示。同作は、インスタグラムを通じた見知らぬ7人との1年間のコラボレーションをもとにして制作したという。7月17日には、ジュライとキュレーターのミア・ロックス(Mia Locks)の対談を開催が行われる予定だ。
なお、ミラノのプラダ財団では10月14日までの期間、ジュライの初個展「Miranda July:New Society」が同時開催されている。ミラノ展では、短編映画やインスタレーション作品のほか、1990年代初期からの30年間にわたる活動を展示する。
■「MIRANDA JULY: F.A.M.I.L.Y.」会期:2024年5月9日(木)~8月26日(月)場所:プラダ 青山店 6F 東京都港区南青山 5-2-6入場料:無料