■ 「キン肉マン」の常設展示場は全国で初めて 「キン肉マン」初の常設展示場として静岡県沼津市で開業する「キン肉マンミュージアム in 沼津」。「夢の超人タッグ編」で描かれたトーナメント・マウンテンが富士山麓にあったことから、富士山へとつながる街である静岡県沼津市で開業されるに至った。ミュージアムのロゴにも、トーナメント・マウンテンと富士山がモチーフとして取り入れられている。フロア構成は1階と2階の2階層で、総フロア面積は約840㎡、約255坪だ。
■ 沼津は「キン肉マン」の土地なんじゃないかな オープニングセレモニーにはゆでたまごの嶋田、「キン肉マンミュージアム in 沼津」の館長を務めるミノワマンZ、ミュージアム制作委員会の大谷諒委員長、賴重秀一沼津市長、渡辺周立憲民主党衆議院議員、勝俣孝明自民党衆議院議員が出席した。まず大谷委員長が、今回の企画が数年前に立ち上がったことを説明しながら「約1年前から本格的に動き出して、明日オープンを迎えます。正直に申しますと期待のほかに不安もございます。ただ、(「キン肉マンミュージアム」も並ぶ)仲見世商店街をこの施設から盛り上げて、その盛り上がりが商店街全体に波及し全体が盛り上がる形にできたらなと思っています」と挨拶。続けて嶋田が登壇し、「僕、ある大学の相撲部の先生に『行ってみませんか?』と言われたのがきっかけで沼津に来てみたんです。で、来てみたら山も海もあってすごくいいところで。なんといっても『キン肉マン』の『夢の超人タッグ編』で描いた富士山麓のトーナメント・マウンテンにも近いっていう。ここは『キン肉マン』の土地なんじゃないかなっていう気持ちになりました」と沼津を訪れた際の思い出を振り返る。「そこから、その相撲部の監督の知り合いの方から、『先生、ミュージアムやってみませんか?』ってお声をいただきまして。その方はラスベガスに行くのが大好きで、ラスベガスでやっている『シルク・ドゥ・ソレイユ』のショーとかを見るのも大好きなんだそうです。僕もラスベガスが大好きで、『キン肉マン』でもそういうものができないかなって意気投合しまして、やってみようっていうことになり今日を迎えたんです」と開業までの経緯を語った。