4月25日発売の『女性セブン』が【1200日ぶり肉声】と題して、嵐・大野智の独占インタビューを掲載している。
3月25日に「株式会社嵐」を設立し、『SMILE―UP.』(旧ジャニーズ事務所)の新会社『STARTO ENTERTAINMENT』が本格始動した4月10日に合わせるように、同時発表した嵐メンバーたち。
《相葉雅紀 松本潤 二宮和也 大野智 櫻井翔》の連名で添えたコメントからは、《これまで共に歩んできたスタッフの力も時に借りながら、未来を描くための準備を進めていけたらと思います》と前向きな決断であることが伺えた。
そんな再始動の“キーマン”とみなされているのが、2020年末のグループ活動休止を持って表舞台から去った大野だ。2022年1月14日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演した松本潤は、
「最初大野くんが“抜ける、抜けたい”“脱退して仕事自体を辞めたい”という話を言って。それだったらグループを4人で続けるというのは、僕らは感覚的にないというグループなので。だったら(嵐は)終わりかなと思っていて」
頑なに「嵐を抜けたい」「仕事を辞めたい」とする大野の意思、また「5人」がグループ存続の“絶対条件”とした上で“解散”危機にあったことも包み隠さず話していた。それだけに嵐の新会社設立に大野が関わること自体が驚かれたのだった。
4度も繰り返した「5人で集まる」
それを受けての【1200日ぶり肉声】だ。『セブン』によると4月下旬、都内の散策路を1人で歩くカジュアルな装いの大野は、すぐにでもコンサートで歌って踊れるようなスリムな体形を維持。キャップを深く被ってマスクをつけているものの、受け答えする表情は穏やかに見える。
そして質問に答える中で大野が4度も繰り返したのが、
【5人が集まることはなかなかないから、僕が合わせるって感じ】
【5人で集まれる形は作ってるので】
【5人で集まる形を作ったということで、すごく期待されちゃったみたいなことはある】
【いま明言はできないけど、必ず5人で集まって話をします】
自然と口からこぼれた「5人で集まる」との言葉だったーー。
嵐の再始動を待ち続けている、芸能リポーターは興奮を隠しきれない様子で大野の“心境の変化”を読み取る。
5人で集まったことが単純に楽しかった
「昨年には(櫻井)翔くんと相葉(雅紀)くんが、大野くんがリゾート計画を進める宮古島をお忍び訪問していたと聞きます。今年に入ってからも翔くんが招集をかけて、何度もメンバーが顔を合わせているとのことですから、新会社の打ち合わせをしていたのでしょう。
そもそも彼が“嵐を辞めたい”と言った理由は、仕事に追われる毎日に不満を抱いただけであって、決してメンバーとの不仲ではありません。むしろ翔くんたちのことは大好きで、久々に5人で集まって話をしたことが単純に楽しかった。
以前のようにバリバリ働くことはないとしても、25周年を迎える今年に、何らかの形で5人で“嵐”を届ける計画を立てていると思いますね」
「5人で集まる」日を一番待っているのはファンだ。