今の時代、学歴は必要なのだろうか。兵庫県の60代前半の男性(教育・保育/年収1000万円)は、「必要」と答えたうちの一人だ。男性は神戸大学のの大学院を出たというが、こう自身を分析している。(文:長田コウ)
「物事を深く掘り下げ理解し、論理的に説明できるために『考える』ということを数多く行ってきたので、日常生活で見る出来事(現象)の変化(目先のこと)に右往左往することが学歴のない人と比較して少ないように思う」
トレーニングを受けた期間の違いで「能力の『差』が生じている」
一方で、自身の学歴について「少なくとも満足感はない」と本音を明かした。また、男性の考える高学歴について、次のように書いている。
「高学歴とは大学院修了者をいう。偏差値の高い大学であるか否かとは無関連に、短大卒、学部卒、修士課程修了、後期課程修了とは学習歴に長短がある。つまり、トレーニングを受けてきた期間が異なるため、それぞれの能力の『差』が生じているはずだからである」
加えて、
「その『差』を活用できるか否かは、また別の問題である」
と持論をつづり、投稿を結んだ。
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