日本の古典文学を題材にした「NHKまんがで読む古典」が電子書籍になってホーム社より登場。第1弾として鳥羽笙子が描く「源氏物語」と、細村誠による「伊勢物語」が本日4月24日に刊行された。
光源氏と素性を明かさぬ女性の逢瀬を描いた「夕顔」の一幕同書はマンガの映像とわかりやすい現代語訳で、古典の名場面を再構成して紹介するNHKの古典講座番組「まんがで読む古典」を基に企画・構成した作品。番組は平成初期に放送され、ホーム社からは2006年に文庫本として刊行された。
「源氏物語」では「夕顔」「六条御息所」「紫の上」「末摘花」「朧月夜」にスポットライトを当てたエピソードを収録。「伊勢物語」には「初冠・筒井筒」「二条の后」「東下り」「たのむの雁」「すける物思ひ」「狩の使」「渚の院」「つひにゆく道」のタイトルが収録された。5月23日には「枕草子」の上下巻、6月25日には「更級日記」と「蜻蛉日記」の電子版が配信される。