マリー・アマシュケリ監督の映画『クレオの夏休み』が7月12日よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほかにて全国公開。ポスタービジュアルと特報が到着した。
同作はアマシュケリ監督の長編単独監督デビュー作。幼い頃にナニー（乳母）の女性に育てられた監督の実体験をもとに、父親とパリで暮らす6歳のクレオが、離れ離れになったナニーのグロリアを訪ねるため、グロリアが住むアフリカの家へひとり海を渡り旅立つ姿を描く。
クレオ役を演じたルイーズ・モーロワ＝パンザニは撮影当時5歳半で演技未経験。公園で遊んでいたところを偶然見出されたという。共演にイルサ・モレノ・ゼーゴ。製作は『燃ゆる女の肖像』などセリーヌ・シアマ監督作品を手掛けるLilies Filmsが務め、主要スタッフはほぼ全員女性だ。
「大好きなあなたに あいにいく」というキャッチコピーが添えられたポスターに写し出されているのは、笑みを浮かべるクレオと、クレオを抱きしめるグロリアの姿。特報映像では、グロリアの故郷で夏休みを過ごすクレオが、初めての冒険を父親に報告しようと嬉しそうに手紙を書いているシーンが確認できる。
同作は先月開催された『横浜フランス映画祭 2024』にて『Àma Gloria（原題）』として出品され、アマシュケリ監督と主演のルイーズ・モーロワ＝パンザニ、プロデューサーのベネディクト・クーヴルールが来日。オープニングイベントでルイーズ・モーロワ＝パンザニは同映画祭特別アンバサダーの役所広司と並んでフォトセッションを行なった。
©2023 LILIES FILMS
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