4月23日、俳優の哀川翔が総監督を務めるラリーチーム、FLEX SHOW AIKAWA Racingは、今年8月に東南アジアのタイとマレーシアで開催されるAXCRアジアクロスカントリーラリー2024に“FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES”として参戦すると発表した。
そんな哀川が率いるFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRESが2019年以来、5年ぶりに東南アジアの未舗装路を駆け抜けるAXCRに復帰する。昨季2023年にXCRスプリントカップ北海道第5戦『ラリー北海道』にて総合優勝を飾った同チームは前回のAXCR挑戦時に惜しくクラス2位に終わっており、2024年大会は当時の雪辱を果たすための戦いとなる。
参戦車両のトヨタ・ランドクルーザー150プラド・FLEX Racing SPECは国内ラリー仕様からAXCR仕様に仕立て直すべく、すでに中央自動車大学校にて整備とアップデートが進められているという。この準備段階では未舗装路を中心に約2000kmを走行するための改良をはじめ、灼熱の悪路とダートドライブ用にロングストロークのキングショックとワンオフ仕様のHALスプリングの採用、さらに今季よりチームと提携するトノックスによる車両軽量化などが行われている。
「5年ぶりのアジアクロスカントリーラリーということで、自分も川畑くんもとても興奮していますし、楽しみです」と語るのは、FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRESの哀川総監督。
なお今シーズンも参戦を予定するラリー北海道での使用車両については、船便輸送の関係でランドクルーザー150プラド・FLEX Racing SPECの到着が間に合わないことから、新型車両の投入もしくは2023年のXCRスプリントカップに参戦したトヨタFJクルーザー・FLEX Racing SPECでの出場が見込まれている。こちらの参戦体制は後日アナウンスされる予定だ。