面接官なら、応募者に対して何を言ってもいいわけではない。選考する側とはいえ、社会人としてふさわしい言動があってしかるべきだ。しかしなかには、面接官から信じられない質問を受けたという人もいる。
50代後半の女性(埼玉県/サービス・販売・外食/年収250万円)は、4年間勤務していた派遣先から「派遣切り通知」を受けたときのこと。悪いことは続くもので、
「派遣切りの通知があった当日、最悪のタイミングで夫急死。子がまだ学生だったため、自宅から近い大手スーパーに面接に行った」
と、当時を振り返った。(文:林加奈)
後日、追い打ちの通知もきて…
その時、面接官からこんなことを言われた。
「人事部課長を名乗る担当者から『旦那さん亡くなったんだったら、保険金入ったでしょ?別に働かなくてもいいんじゃない?』と信じられない暴言を吐かれました」
赤の他人が保険金の心配をするのは余計なお世話でしかない。驚いた女性は途中退席したというが、
「後日、『当社規定に達しておらず不採用』と、追い打ちの通知まで送りつけてきました」
と、最後まで後味の悪い出来事だった。
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