「陰陽師」の岡野玲子による描き下ろしイラストカードが、映画「陰陽師0」の入場者特典第2弾として4月26日より配布される。
【大きな画像をもっと見る】山崎賢人主演で、安倍晴明が陰陽師になる前の学生時代をオリジナルストーリーで描く「陰陽師0」。岡野はイラストの依頼を受けたときに目に浮かんだという、若き晴明が“0”を愛でる姿を描き下ろした。イラストカードには岡野、佐藤嗣麻子監督、原作者・夢枕獏のコメントを掲載。佐藤監督のコメントの中では、岡野とは自身が映画監督としてデビューした頃からの仲であることが明かされた。
■ 岡野玲子コメント
「“0”を愛でる晴明」
監督の嗣麻子さんから応援のイラストを依頼されたときに視えた、手の内の光るものを見つめている晴明の姿。神秘を秘めた“0”を愛でていました。「陰陽師0」の誕生、おめでとう!
■ 佐藤嗣麻子(監督)コメント
岡野玲子さま、透明感のある美しい絵をありがとうございます! 「岩絵具」で描かれているんです!
晴明の額や掌や背景の白いオーラには水晶。肌は珊瑚と瑪瑙。
狩衣の裏に宇宙卵(0)の光を金泥で反射させ、背景の下地にアズライト。その上に岩緑青。
この絵自体が護符! ありがたいです!
岡野さんと最初にお会いしたのは、夢枕獏さんが、私の神・萩尾望都さんを紹介してくれた時に、旦那様の手塚眞さんと一緒に食事をしたのが始まりです!
映画デビューの頃のお話しです。
■ 夢枕獏(原作者)コメント
おお、久しぶりの岡野さんの晴明、美しいですね。晴明の手の中にあるのは宇宙卵でしょうか。
宇宙の初源から在らせられた翁と晴明は感応することもできたのでしょう。
ついでながら、岡野さんとは、何度かお酒をご一緒したことがありました。
初めは、猪口に一センチくらいしか飲めなかった岡野さんでしたが、この頃は、二センチほどは飲めるようになったとうかがっております。
晴明と博雅のようにまた一杯やりましょう。
※山崎賢人の崎はたつさきが正式表記。
(c)2024映画「陰陽師0」製作委員会