採用面接で、面接官の対応に唖然としたことがある人は意外と多いようだ。宮城県の50代前半の女性は、「社労士法人の面接」を振り返る。PC操作が得意な女性は、そのスキルを活用できるか尋ねた。すると、面接官から、
「パソコン教室の先生にエントリーしたら」
と的外れなことを言われたそう。(文:長田コウ)
PC初級と履歴書に書いた→「うちは中級以上のPCスキルが必要」と面接官
これだけではない。もう一人の社労士からは、「精神疾患に罹患したことは?」と質問をされたという。業務に必要ではないのに病歴や健康状態を聞くことは、もちろん問題である。
「当日、辞退したのは言うまでもありません」
と投稿を締めくくった。
東京都の40代後半の女性(事務・管理/年収400万円)も、信じられない面接を受けたことがあるという。PCスキルについて、履歴書に「初級」だと書いたにもかかわらず、「開口一番、うちは中級以上のPCスキルが必要」と言われたという。それならば、書類選考の段階で落とすほうが、女性のためでもある。さらに、「スキル不足だのなんだの難癖つけまくり」だったそう。話していくうちに、あることが判明した。
「圧迫面接という雰囲気でもなく意味不明だったのですが、話しているうちに、私が持っている国家資格方面の意見を聞きたかったのだとわかりました。採用するつもりなどカケラもなかったと思います」
女性は未だに、ただの話し相手に使われたことに怒りを隠せないようだ。
「無料相談したいなら役所の窓口か資格者団体の無料相談に行きやがれ、求人応募者を利用するな!社名も覚えていませんが、あの会社だけは許せません」
※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ